スマッシュ×Being Group×富士急ハイランドによるアイドルオーディション開催

 総合格闘技・パンクラスを運営、数々のイベントや企業をプロデュースするスマッシュが4月11日、富士急ハイランド協力のもと、Being Groupとタッグを組んだオーディション企画『富士急ハイランド 絶叫アイドルオーディション』の開催を発表した。

 今年3月27日にグランドオープン50周年を迎えた富士急ハイランド。同オーディションは、富士急ハイランドのオフィシャルアイドルグループを誕生させるために開催される。10代であれば男女問わず応募可能であり、通常のアイドルとしての審査項目のほかに、「富士急ハイランドへの愛情」「絶叫コースターが好きか」など、富士急ハイランドのオフィシャルアイドルらしい独自審査を追加するという。さらに「絶叫アイドル」だけあって、「富士急ハイランドのすべての絶叫コースターに乗れること」も求められる。

酒井正和

 株式会社スマッシュの酒井正和氏は、「今回のオーディションは、絶叫がテーマになっています。『富士急ハイランドといえば絶叫』のイメージがあるが、日本全国にはまだ浸透していないかもしれない。富士急さんのオフィシャルアイドルになった後も等身大でいて、なおかつアトラクションにとってもPRになる。こういったオーディションは今までなかったのでは」と話す。

 株式会社富士急行の稲光一哉氏も「富士急ハイランドは、ありがたいことに10代の若者から絶大な人気をいただいている。渋谷、原宿に若者が集まるのは、そこに『文化』があるから。富士急ハイランドも文化の発信地として、富士の麓で新しいエンターテインメントが生まれることを望んでいます」と展望を語る。

 また、同氏は富士急ハイランドではもともと多くのアイドルイベントなどが行われていることにも触れ、「富士急とアイドルは親和性が高い。今回誕生するアイドルにも、我々が持っている場所やスキル、エンターテインメント性を大いに協力させていただき、バックアップしていく」という。

稲光一哉

 「富士急ハイランドのオフィシャルアイドル」として富士急ハイランド・富士急行の仕事を優先していくが、同時並行で色々な場所・イベントでアイドル活動していくことになる今回のアイドルグループ。男女グループを想定しており、目標は“富士急ハイランドで1万人を集めた凱旋コンサート”と明かした。また、オーディション応募期間中は、定期的に富士急ハイランド内にオーディション特設ブースが設けられ、気軽に応募できる仕組みも導入予定だ。

 オーディションのスケジュールは、6月1日からエントリー受付開始、9月に書類審査、1次審査、2次審査を行い、10月21日に最終審査(富士急ハイランド内)が行われる。「絶叫アイドル」応募資格は「2019年12月31日時点で10代であること」「富士急ハイランドが大好きなこと」。応募の詳細については、今後公式サイトで発表される。今後、毎年開催予定の『富士急ハイランド 絶叫アイドルオーディション』。初めての絶叫アイドルがどんなグループになるか、注目したい。

(取材・文=たつき あつこ)

富士急ハイランド絶叫アイドルオーディション 2019
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