嵐 大野智、Hey! Say! JUMP 八乙女光、King & Prince 高橋海人……絵心溢れるジャニーズ

 4月12日発売の漫画誌『ベツコミ』(小学館)の5月号で、King & Prince・高橋海人が少女漫画家デビューすることが発表された。高橋はテレビ番組などでも度々自作イラストを公開しており、その腕前を披露してきた。そんな高橋のように、絵を得意とするジャニーズは少なくない。そこで今回は、“絵心があるジャニーズ”にフォーカスを当ててみた。

嵐 大野智

 KinKi Kids・堂本剛と共に“絵が上手いジャニーズ”の常連となっているのは、嵐・大野智だ。その腕前は言わずもがなで、個展を開くほど評価をされている。2008年に開催された『FREESTYLE』は累計10万人を動員したとも言われており、その人気ぶりがよく分かる。さらに同年に『FREE STYLE ALL AROUND JAPAN』として全国を回って個展を開催したり、2015年に海外個展『FREESTYLE in Shanghai 2015 楽在其中』を開催したり、精力的にアーティスト活動を展開してきた。個展で展示されたのは絵画やフィギュアなどがメインだったが、その他にも様々なデザインも手掛けている。まず、嵐がパーソナリティを務めた2004年の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)チャリTシャツ。さらに2012年の同番組では奈良美智、2013年は草間彌生とコラボレーションをしてTシャツのデザインを行なっている。さらに、2015年にはJALのキャンペーンの一環として「JAL FLY to 2020 特別塗装機」のデザインも手掛けた。こうして自身の才能を活かして幅広い活躍を見せる大野。その多彩さには、驚くばかりである。

Hey! Say! JUMP 八乙女光

 歌、ダンス、演技、作詞作曲など幅広いジャンルでの活躍を見せる、Hey! Say! JUMP・八乙女光。八乙女は雑誌やテレビなどでもイラストを披露することが多く、個性あふれるタッチが魅力的だ。そんな八乙女の代表作は、「9ぷぅ」だろう。「9ぷぅ」とは、Hey! Say! JUMPのメンバーをイメージしたキャラクターのこと。Hey! Say! JUMPのコンサートグッズにも採用されており、マスコットキャラクターとして定着している。コンサート中の映像に採用されることも多く、評判も上々だ。くるすけ(山田涼介)、さぼねん(知念侑李)、ゆうじっく(中島裕翔)、けいとる(岡本圭人)、だいきんぐ(有岡大貴)、ゆうやせーばぁ(高木雄也)、いのてり(伊野尾慧)、やぶんぶん(薮宏太)、ぴーたん(八乙女光)と、それぞれの特徴や好きなものを捉えた仕上がりが可愛らしい。これを見ると、八乙女の場合何かを表現するためにイラストを描くというよりも、メンバーへの愛情がイラストという形となっているように感じる。実際、衣装デザインを担当するなどグループに貢献することが多い八乙女。その器用さを活かして、これからもグループを盛り上げていってくれるだろう。

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