ナオト・インティライミ、TikTokアーティスト発掘プロジェクトに驚き「すごい時代やってきてる」
TikTokが初となるアーティスト発掘プロジェクト『TikTok Spotlight』のカンファレンスを4月4日、渋谷ストリームホールにて開催した。
『TikTok Spotlight』は、日本から世界で活躍しうる逸材を発掘するグローバルプロジェクト。パートナー企業としてエイベックス、LINE MUSIC、Spotify、SUMMER SONIC、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージックなど12社/レーベルが参加している。
カンファレンスには、TikTokを運営するByteDance株式会社のグローバル・ビジネスディベロップメント シニアディレクター 井藤理人氏をはじめ、サポーターであるchay、COLOR CREATION、I Don’t Like Mondays.、今井了介(TinyVoice,Production)、Leola、MANABOON(TinyVoice,Production)、MONKEY MAJIK、PrizmaX、ナオト・インティライミ、TeddyLoidが登壇した。
審査は、1st Round、2nd Round、Final Roundと計3回行われる。Final Roundでは、審査項目としてLINE MUSIC再生回数、SUMMER SONICに用意されるTikTok Stageでのライブ審査も行われる。サポーター陣は、各審査に関わるほか、それぞれのTikTokアカウントでユーザーが制作した楽曲を使用して動画を制作することもあるという。
今回の企画について、I Don’t Like Mondays.は「新しいプラットフォームから、また新たな才能が生み出されるのはすごくワクワクする」と企画への期待を語り、MANABOON は「CDからサブスクリプションやTikTokといった新しいものにどんどん移り行く時代のちょうど潮目が変わる時期だと思います。曲に対する新しい価値観がここから生まれていくいいなと思います」と語った。また、Leolaは「審査が進むにつれて、LINE MUSICで歌を聴いてもらえたり、パフォーマンス審査でSUMMER SONICのステージに立てたり、私自身羨ましいなという気持ちがあります」とコメントした。
「自身で投稿するならどんな動画を上げる?」という質問に対して、COLOR CREATION は「僕らのグループは歌が武器なのでアカペラで撮影する」と実際にアカペラを披露し、PrizmaXは「グループのグルーヴ感を大事にしたい」と実際にステージ上でダンスパフォーマンスを披露した。
ナオト・インティライミは「僕が音楽で飯を食っていきたいなと目指していた時は、PCやネットが盛んじゃない時代だったので、直接デモテープを音楽事務所に売り込みにいっていた。そう考えると、自分の部屋から出なくても表現できる場があるというのは、当時からしたら信じられないぐらいすごい時代がやってきてる」と驚きを示し、続けて「ただ、たくさんの方々が同じようにチャンスがあるわけですから、その中で埋もれないためにも個性を出して頑張ってほしい」と参加者にアドバイス。森崎ウィンは「昔先輩に言われたのが、0から1にすることはすごく難しいんだよ、と。勇気を出して一歩踏み出してほしいなってすごく思います」とエールを送った。