乃木坂46 齋藤飛鳥、鈴木絢音、梅澤美波らは“だいたいぜんぶ世代”? 乃木神社で語った新成人の目標

 乃木坂46の新成人メンバーが、1月11日に乃木神社にて成人式を行なった。今年成人式に登場したのは、1期生から齋藤飛鳥、2期生から伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、3期生から梅澤美波、4期生から田村真佑の7名。和田まあやは、舞台スケジュールの都合で欠席となった。メンバー7名は、神主と共に鳥居をくぐり、石畳を歩いて本殿へ移動。ご祈祷を終え、絵馬に願い事を綴った彼女たちはフォトセッション後に、乃木會館にて囲み取材を行なった。

左から伊藤純奈、鈴木絢音、寺田蘭世、齋藤飛鳥、梅澤美波、佐々木琴子、田村真佑

 新成人の意気込みを聞かれたメンバーは、伊藤が「一人の大人として自覚を持ちつつ、新たに4期生が入ったので、先輩らしくいろいろなことを教えられたらなと思います」と話し、鈴木は「社会的には大人ということなので、社会の中にいる一人の“鈴木絢音”という客観的な視点を持って過ごしていきたいと思います」と述べる。

 寺田は「20歳になりましたが、アイドルというお仕事をさせてもらっている以上は、可愛い面だったり、面白い面だったりを見せていきたいですし、大人になったからこそ仕草が成長したなという部分を見せていけたらと思います」と意欲を見せ、齋藤は「8月に20歳を迎えたんですけど、以前となんら変わらないので、平和に過ごしていければなと思います」、 1月に20歳を迎えたばかりの梅澤は「あまり実感はないんですけど、今年は自分自身の力をもっとつけて、グループの力になる存在になれたらいいなと思っています」とコメント。佐々木は「今年も充実した1年にしたいなと思っています」と語り、田村は「4期生の中では頼れるお姉さんになれるように頑張るのと、乃木坂46全体では先輩方に頼ってしまうこともあると思いますが、自分にできることからまずは始めていこうかなと思っています」と話した。

 本殿にて絵馬に願いごとを書いた7名。行動が“5歳児”と言われるという田村は「見た目も中身も大人になる」、佐々木はグループメンバーに限らず「色んな人と食事に行く」、梅澤は歌、ダンス、舞台で自分自身がスキルアップするために「表現力を高める」と書き、寺田は昨年末にレコード大賞を受賞した「インフルエンサー」のテーマのひとつである“影響力のある人”になれたことから「世界平和」、鈴木は20歳という節目ということで「常に感謝を忘れない」、舞台で活躍する伊藤は個人仕事で出会ったスタッフや俳優陣との「一つ一つの出会いを大切にする」と答えた。

 「飛鳥ちゃん」と書いた齋藤は、「真面目なやつなんですね……」と口ごもり、「苗字で呼ばれるのが得意じゃなくて、いろんな現場のスタッフさんとか、番組に出させていただいた時に『飛鳥ちゃん』って呼ばれたいなと思って、飛鳥ちゃんって書きました」と理由を述べる。すかさず記者が「飛鳥ちゃん、真面目なことに書き直すとしたらどんなことを?」と食い下がると、「これも真面目だと思うんですけど……ダメですか?」と返答し、記者が根負けし会場が和んでいた。

 また、理想の女性像という質問に、齋藤は「1期生は私と和田まあやで全員が20歳を超えたので、あとはお姉さんばかりで。参考になる方ばかりだし、スタッフさんも歳が上の方と接することが多いので、“いろんな方から吸収していきたいな”という、ちょっと媚を売るようなことを覚えました(笑)」とはにかみ、「いやらしくない人になりたいので、媚を売ってもいやらしくない女性です(笑)」と理想の女性像を答えていた。

 会見終盤には、昨年に引き続き「今年の新成人は“何々世代”ですか?」という質問が。寺田が「キタキタ! 飛鳥!」と齋藤に促すと、「1期生から4期生までいるということに気づいて、じゃあ“だいたいぜんぶ世代”だなって。実はこの近くで……」と、11日からソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催されている乃木坂46の企画展『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』にかけて返答し、「みなさまぜひお越しください(笑)」と宣伝を入れ込み、記者陣の笑いを誘った。

(取材・文=渡辺彰浩)

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