あいみょん、初出場『紅白』への実感は? 「まさか自分が出るとは思っていなかった」

 12月31日放送の『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)のリハーサルが、本日12月29日よりNHKホールでスタートしている。

 初出場のあいみょんは、今年8月にリリースしたシングル曲「マリーゴールド」を披露する。初めての『紅白』に「あまり実感が湧かないままなんですけど、NHKホールが初めてで、意外と距離感が近いんやなと思うと当日はソワソワします。審査員の皆さんとも距離が近いですし、精一杯歌わせていただきます」とリハーサルを終えての感想を述べる。緊張はしないタイプだというが、「当日はどうなるか想像がつかないです」と『紅白』の空気を実感したようだ。

 出身の兵庫に住む家族については、「家族は喜んでましたね。おばあちゃんがもともと歌手になるのが夢だったので、そういった意味で『夢を叶えてくれてありがとう』みたいなことは言っていました」と明かし、「テレビで観るのが『紅白歌合戦』という風に育ってきているので、それは家族にも持っていてほしいと思って」とあえて家族は呼ばなかったと自身の思いを滲ませる。さらに、「小さい頃から観ていたので、まさか自分が出るとは思っていなかったですし、幻な気がしてます」と『紅白』に抱くイメージを吐露した。

 大躍進を遂げた2018年については「あるようでなかった1年だなって思います。それぐらい日々、制作やったりとか、音楽以外のこともですけど。たくさん充実させてもらった1年だったなって思っています」と振り返る。当日に楽しみなことを聞かれると、「お会いしたかった大先輩に会えるのが楽しみなので、賑やかな空気を楽しめたらなと思います。安藤サクラさんとユーミン(松任谷由実)に会いたかったので」と笑顔を見せ、「健康第一に、体を壊さんように音楽をやっていけたら」と2019年に向けて意欲を見せた。

(取材・文=渡辺彰浩)

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