GENERATIONS×THE RAMPAGE『FNS歌謡祭』でコラボ EXILE TRIBEはなぜ「銀河鉄道999」を歌う?
3. Jr.EXILEとともに、終わらない宇宙旅行へ
EXILE TRIBEは、ダンサー=パフォーマーが自立したアーティストとして生涯に渡りクリエイティビティーを発揮していくために築き上げられた、サステナブルな組織である。ボーカリストとパフォーマーが同列で活躍する斬新なグループ編成で、J-POPシーンに革新を起こしたEXILEの名を、ブランドとして次世代に受け継ぎ、引退したメンバーはその経験を活かして彼らを育成していく。EXILEからEXILE THE SECONDへ、そして三代目J Soul Brothersへと、そのアートフォームが受け継がれ、それぞれに進化を続けてきたのは周知のことだろう。
今回、『2018FNS歌謡祭 第2夜』に出演するGENERATIONSとTHE RAMPAGEは、FANTASTICSやBALLISTIK BOYZとともに“Jr.EXILE”とも呼ばれる第四世代に当たる。メンバーの多くが、EXILEが所属する事務所LDH JAPANが運営する総合エンタテインメント・スクール「EXPG STUDIO」の出身者であり、その意味でまさに彼らはEXILEの遺伝子を受け継ぐ存在なのだ。
そして、GENERATIONSとTHE RAMPAGEは今、破竹の勢いで急成長を遂げている二大グループである。良い意味でライバル関係にある彼らが、同じステージで「銀河鉄道999」をパフォーマンスするーーこれがEXILE TRIBEにとって何を意味するのか、もはや説明は不要だろう。「銀河鉄道999」は、我々をいつだって“終わらない宇宙旅行”へと誘うのだ。
(文=松田“tissue”広宣)