『EX_MACHINA WORLD TOUR 2018: JAPAN』東京公演レポート(12月1日)
Crossfaith、新作『EX_MACHINA』と欧州ツアーで遂げた進化 ワールドツアー東京公演レポ
Crossfaithの全国ツアー『EX_MACHINA WORLD TOUR 2018: JAPAN』東京公演が11月30日、12月1日に新木場 Studio Coastにて開催。本稿では12月1日公演についてレポートする。
今年8月にリリースされたニューアルバム『EX_MACHINA』を携え、9月下旬からUK/EUツアーを実施したCrossfaith。続いて10月27日からは福島・郡山HIP SHOTを皮切りに、12月15日の沖縄・ミュージックタウン音市場まで全13公演にわたるジャパンツアーを実施している。各公演には国内外の強力なアクトがゲスト参加し、この東京公演にも11月30日公演にはOf Mice & MenとNOISEMAKER、12月1日公演にはOf Mice & Menとa crowd of rebellionがそれぞれ出演予定だったが、Of Mice & Menが急遽ビザの関係で来日できなくなってしまい出演キャンセル。しかし、各日とも国内アクト2組で熱い共演が繰り広げられた。
12月1日公演のトップバッターはa crowd of rebellion。オープニングSEが鳴り始めると同時に、場内からは大歓声が沸き起こる。のちにCrossfaithのライブ中に明らかになるのだが、この日a crowd of rebellionを初めて観たというオーディエンスが半数近くもいたにも関わらず、宮田大作(Vo)の「躍り狂え、新木場COAST!」を合図に観客は1曲目からモッシュ&クラウドサーフなど大きな盛り上がりを見せる。「Nex:us」ではイントロが鳴り響いた瞬間に、フロアには怒号のような歓声が響き渡り、中盤のブレイクダウンパートではフロア中央に巨大なサークルが発生するなど、Crossfaith登場前から熱気に満ちたライブが繰り広げられた。
MCでは宮田が「本来はCrossfaithとの思い出を語るべきところだけど、できるだけ曲をたくさん披露したかったので」と述べ、Crossfaithへ感謝の言葉を伝えつつ、ライブ本編では矢継ぎ早に変幻自在なアレンジの楽曲群を披露していく。クライマックスとなった「M1917」ではイントロから大合唱が発生し、もみくちゃになりながらも笑顔があふれる観客たちの表情が印象的だった。