関ジャニ∞が稀有なグループである理由 「All you need is laugh」制作背景に迫った映像を見て
関ジャニ∞が、今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、最新シングルより「ここに」を披露する。WANIMAが初提供した楽曲「ここに」が、いかに今の関ジャニ∞にふさわしいかは、以前の記事(「関ジャニ∞を愛さずにはいられない 新曲「ここに」とドームツアーから滲み出る“がむしゃらさ”」)を参照していただきたい。今回は、そのシングル『ここに』に収録されている、もうひとつの名曲について。
「All you need is laugh」。この曲は、今年4月に大阪観光局のシンボルキャラクターに任命された関ジャニ∞が地元大阪への愛を歌おうと制作した曲。“笑いこそがすべて”という、なんとも関ジャニ∞らしいフレーズは、紛れもなく彼らの中から生まれたものだ。
『ここに』の201∞盤では、「関ジャニ∞の曲作りすべてみせます♫ プロジェクトA to Z こんな時だからこそめっちゃ笑顔 地元大阪のために最高の歌を作ろうの巻」と題して、この楽曲の制作背景に迫ったドキュメンタリー映像を収録。プロジェクトは、新たに6人体制で挑んだドームツアー直前から動き始めていた。
深夜からスタートした緊急ミーティング。ムードメーカーの丸山隆平が大阪観光局の“お偉いさん”との窓口になっていると聞くと、早速くすくすムードが漂う。伝えベタな部分がある丸山を横山裕が優しくサポートしながら進行していく。だが、毒舌を投げかけて困る丸山を愛でる大倉忠義、普段のいじりを反省するも逆に「いつもありがと」と感謝されてしまう村上信五、独特なセンスで絡むもストレートな悪口になって丸山も笑うしかなくなる安田章大、そして「亮ちゃんはいい」と遠慮する丸山に「腫れ物扱いしてんの?」と詰め寄る錦戸亮……と、なかなか本題に入らない、いつもの関ジャニ∞らしさが微笑ましい。
そんな彼らのやりとりを、『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)でお馴染みの絶妙なテロップやヘタウマイラストのilaught(参照:TVのヘタウマイラストilaught(イラフト)の実績)が盛り上げる。ファンの大好物である彼らのわちゃわちゃを、よりおいしい状態で届けようと腕を振るうスタッフたちの愛と気合が感じられるVTRだ。
外国人観光客が1千万人を突破し、全国1位になった大阪。その魅力を世界に伝えるため、依頼された楽曲は「英語詞で」というリクエストをもらったという丸山。大阪の特徴を英語にしてみようと試みるも、笑いに貪欲な関ジャニ∞のこと、珍回答が続出する。『関ジャニ∞クロニクル』内の英会話伝言ゲームで、たびたび奇跡を起こす村上に関しては「天下の台所=トップ オブ システムキッチン」「お好み焼き=ラブ ファイヤー」と、さすがの一言だ。