Uru、『中学聖日記』主題歌とドラマの強い結びつき 有村架純らの心情と重なる楽曲を分析
『中学聖日記』の制作には、2018年1月期放送のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督も携わっている 『アンナチュラル』の主題歌である米津玄師「Lemon」は、ドラマのストーリーを見事に体現し、先日の『東京ドラマアウォード2018』では主題歌賞に輝いたほどだ。3月4日に放送されたラジオ番組『米津玄師×野木亜紀子アンナチュラル対談』(TBSラジオ)では、塚原監督がアンケートにて「主題歌をどこで流すかというのを、本当に綿密に考えながら編集している」とコメントしている。
塚原監督の主題歌への強い意識は、『中学聖日記』においても同様だ。第3話終盤、ついに晶への恋心を自覚し、涙する聖に、聖の良き理解者であり、かつての指導担当者・千鶴(友近)が「誰かを好きっていう気持ちは消せない、絶対に」という本作を象徴する言葉をかけ、聖が台所の電気をつけると同時に「プロローグ」が流れる。まさにドラマと主題歌が同期しているのだ。それに対して、「気づいたら私も目で追っていて」と答える聖の台詞も、〈どうして気づいてしまったの〉〈あなたを探している〉と歌うUruと、まるでデュエットのように見事に重なっている。また、「プロローグ」のブレイク部分は、聖の婚約者・健太郎とその上司・律(吉田羊)がキスをするという予想外のシーンに合わせられており、視聴者を画面に釘付けにさせる。さらに最後のサビでは、何かを決意したように涙を流しながら、顔を上げる聖の顔をカメラが追う。この一連の場面は、「プロローグ」が本作の演出に不可欠であることを証明したと言える。
今後のストーリーはますます読めないものとなっているが、Uruの「プロローグ」は変わりなく聖と晶を讃えるかのように響き、ドラマで描かれる恋の切なさと輝きをよりエモーショナルなものにしていくだろう。
(文=島田怜於)
■リリース情報
Uru 7th Single『プロローグ』
10月30日(火)DL開始
CD発売:12月5日(水)
「プロローグ」歌詞
初回生産限定盤[CD+DVD]¥1,800(税込)
通常盤[CD] ¥1,200(税込)
※初回盤三方背BOX仕様
2形態共通初回プレス特典:カラートレイ仕様
ライブ先行抽選予約封入
6th SG『remember』とのW購入者特典応募ハガキ封入
<CD収録曲>
M1. プロローグ
作詞・作曲:Uru 編曲:トオミヨウ
M2. PUZZLE
作詞・作曲:Uru 編曲:Kan Sano
M3. 雪の華
作詞:Satomi 作曲:松本良喜 編曲:Uru / Hidenori
M4. 奇蹟 Self-cover ver.
作詞:Uru 作曲:B.EYES / ENNE 編曲:Uru / Hidenori
M5. プロローグ -instrumental-
M6. PUZZLE -instrumental-
<DVD収録内容>
Uru Live「monochrome~吹き沁む頬に熱いザフサス~」 2018.3.4 昭和女子大学人見記念講堂
M1. Sunny day hometown
M2. ハッピーエンド
M3. フリージア
■番組情報
火曜ドラマ『中学聖日記』
TBS系にて10月9日(火)スタート 毎週火曜よる10:00〜11:07
出演:有村架純 岡田健史 町田啓太 マキタスポーツ 夏木マリ 友近 吉田羊 夏川結衣
原作:かわかみじゅんこ『中学聖日記』(祥伝社『FEEL YOUNG』連載中)
脚本:金子ありさ
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子 竹村謙太郎 坪井敏雄
製作:ドリマックス・テレビジョン TBS
■ライブ情報
『Uru Live 「 T.T.T 」 supported by uP!!!』
TOKYO DOME CITY HALL
2019年3月10日(日)開場16:00 開演17:00
全席指定 5,800円(税込)
最速CD封入先行:2018年12月4日(火)12:00~12月10日(月)18:00
詳細はオフィシャルサイトにて
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