『ウルトラFES』なぜ“ダンス”にスポット? 見どころを4つの軸から紹介

時代を象徴するダンス

 今回の放送の目玉企画となる「ダンスメドレー」には、今年ブームを巻き起こしているDA PUMP「U.S.A.」から、2004年に大ヒットし社会現象にもなった松平健「マツケンサンバⅡ」、着うた流行当時に400万ダウンロードを記録したダン・バラン(O-Zone)「恋のマイアヒ」、90年代に新たなダンスミュージックの境地を切り開いたTRF「EZ DO DANCE」など、それぞれの時代を象徴するヒットダンスナンバーの数々がノンストップで届けられる。また、同メドレーに含まれるSPEEDのデビューシングル曲「Body & Soul」は、島袋寛子+フェアリーズのスペシャル編成で披露される。

クラブカルチャー枠にレアな出演者

 ダンスと密な関係にあるクラブカルチャー。前回から4年ぶり、待望の『Mステ』再登場を果たす電気グルーヴのステージングを楽しみにしている人も少なくないと思うが、『Mステ』初出演となる野宮真貴によるピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」のセルフカバーも大きな見どころの一つ。今回テレビで初披露されるのは、小西康陽が新たに編曲とプロデュースを手がけた特別バージョンとなるが、小西プロデュース&野宮歌唱というコラボは、2001年にピチカート・ファイヴが解散して以来初となる。

■渡邉満理奈
1991年生まれ。rockin’on.com、Real SoundなどのWEB媒体を中心にコラム/レビュー/ライブレポートを執筆。趣味は読書でビートたけし好き。

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