RYUCHELL、初ファンイベントで新曲「Link」披露 息子リンクと妻ぺこへの愛を語る
中盤のトークでは、RYUCHELLの息子であるリンクに関しての話題に。リンクという名前は、ぺこ&りゅうちぇるが好きな映画『ヘアスプレー』のキャラクターであるリンク・ラーキンからとったとのことで、映画のリンクのように外見ではなく中身を見て人を愛せる子になってほしいという願いが込められているとのこと。リンクという名前を公開した当初は「キラキラネームだ」「子どもはおままごとじゃない」など様々な意見があったが、「いろんなことを言われても、貫こう」とぺこと愛を込めて名前をリンクにすることを決めたという。また、日頃から応援してくれているファンに改めて感謝の思いを伝えつつ、「自分で人生を決めてほしい」との思いから息子の顔を公開していないことについてもふれた。
さらに、なぜ新曲を息子に向けた曲にしたのか聞かれると、新曲制作時は全く違う曲を用意していたことを告白。ヒャダインから今だから歌える曲があると「Link」を提案され、曲を変更することを決意。はじめは、自分の息子の曲を生まれてすぐに歌うことに懸念があったというRYUCHELLであったが、「この曲であれば聴く人にも、親のことや親が自分を産んだときの気持ちなど様々な方向で感じ取ってもらえると思った」と、新曲の制作背景を語った。
観客からの質問コーナーでは、「親になった実感」として立ち会い出産に関するエピソードを披露。出産間近、連日仕事で埋まっていたが、出産当日だけ1日休みで立会いができたというRYUCHELLは、「とっても神秘的でぺこりんのこと、とっても愛おしく感じる。リンクの生まれた日で、リンクの誕生日でもあるけど、本当にぺこりんありがとうって思える日でもあったんですね。またぺこりんのこと恋し直す日でした」とリンクだけでなく妻であるぺこへの思いも増していったことを明かした。
「今後やってみたい音楽のジャンルは?」の質問には、「一通り大好きな音楽をみんなに届けて、アーティストとしての僕のイメージがしっかりつけることができたら、いろんなものもやってみたい。けど、まずはここを頑張りたい」と、自身が好きな80〜90年代ポップスのスタイルをしばらく貫くことを宣言。最後に「10代ではバラエティをたくさん頑張ろうって思ったんですけど、みんなに”りゅうちぇる”って存在を知ってもらった今は、歌とかやりたいこと、自分の世界観や自分の考えをもっともっとみなさんに届けられるような活動をしていけるように頑張りたいです」と今後の活動の抱負についてコメントした。リンクが生まれたことでより頼もしい存在へと進化しているRYUCHELL。今後も歌手としての表現の幅をさらに広げていくことになるだろう。
(文=北村奈都樹)
■リリース情報
配信シングル
「Link」
8月15日(水)
¥250(税込)
「Hands up!! If you’re Awesome」
配信中
¥250(税込)
■関連リンク
RYUCHELL公式HP
RYUCHELL Instagram
RYUCHELL Twitter