Hey! Say! JUMPは宇宙規模の愛でつながっている “帰りたくなる場所”を守るグループの結束力
Hey! Say! JUMPが、今夜8月3日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に登場し、8月1日にリリースされた最新シングルより「COSMIC☆HUMAN」、そして視聴者からのリクエスト曲「ウィークエンダー」の2曲を披露する。
伊野尾慧が、A.B.C-Z 戸塚祥太とともに主演を務めるドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)の主題歌でもある「COSMIC☆HUMAN」は、夏の夜空を星が瞬くようなキラキラのアッパーチューンだ。伊野尾が演じるのは、エイリアンの冬ノ介。移住先の候補となっている地球を調査するために、先発隊としてやって来たのだが、地球を支配する人間という生き物がイマイチ理解しきれない。だが、わからないながらも人間の生活にすっかり馴染み、楽しんでいる。その姿は、私たち人間と何も変わらない。他人のことも、ましてや自分のことも理解するのは難しい。強くて弱い、優しくて厳しい、複雑なようで単純……そんなたくさんの矛盾を抱える人間たち。それでも私たちは、人間を愛さずにはいられないのだ。
突き抜ける爽やかなメロディラインに乗せて歌われるのは、世界は広いようで狭く、人生という旅は果てしないように見えてありふれた毎日の連続だから、出会えた僕らは一緒に笑って生きよう、という地球さえ小さく感じるほどの大きな愛だ。
〈胸張って Go ahead〉9月から岡本圭人が海外留学へと向かうタイミングにピッタリな歌だと感じたのは、筆者だけではないだろう。「未来のHey! Say! JUMPのために、必ず成長して帰ってきます」7月7日に放送された『THE MUSIC DAY 伝えたい歌』(日本テレビ系)では、パフォーマンス前に岡本がそう挨拶をしていた。司会の嵐 櫻井翔も「応援してます。頑張って」と激励し、その言葉を聞いた山田涼介と知念侑李は自分ごとのようにコクリとうなずいているのが見えた。〈帰りたくなる場所〉を守ろうと、メンバーも改めて気合いが入ったのではないだろうか。
Hey! Say! JUMPは、実に結束力が強いグループだ。ジャニーズ史上最大級の人数にも関わらず、いやその人数と向き合ってきたからこそ、なのかもしれない。異なる個性を認め合い、受け入れ、一人ひとりを活かしながらひとつの共同体感覚を持つ。そのスタイルは、まさしく“平成“という時代を象徴するアイドルだ。
7月27日、有岡大貴と高木雄也がパーソナリティを務めるラジオ『JUMP da ベイベー!』(bayfm)で、香港からの生中継だった『THE MUSIC DAY 伝えたい歌』を振り返る一幕があった。移動中の飛行機で、どのように過ごすのかという話題になると、基本的に寝ているという高木に「ピーンって鳴らないとイスとかテーブルとか動かせないじゃん?」と、有岡が詳細にヒアリングを開始。高木も「ピーンって鳴るまで待つ」「(行き先が)遠い海外だとジャージに着替えたりする、ピーンの間に」と、丁寧に答えていた。