滝沢秀明、嵐 松本潤、Hey! Say! JUMP 山田涼介…ジャニーズJr.時代から演技で活躍したメンバー

 4月クールの各ドラマも最終回を迎え、7月クールのドラマの情報が次々と解禁され始めた。4月に引き続きジャニーズメンバーも多く出演するが、その中でも注目したいのがNEWS・加藤シゲアキが主演を務めるドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』(日本テレビ系)。加藤演じる主人公のライバル役を、ジャニーズJr.9名の中からオーディションで選出するという。その様子が7月2日に『Jr.選抜!標への道』(日本テレビ系)として放送されることも決定している。デビュー前のジャニーズJr.がドラマに出演することも珍しくなく、これまでにも多くのジャニーズメンバーがジャニーズJr.時代からドラマや映画に爪痕を残してきた。現在第一線で活躍中のメンバーは、どんなドラマや映画に出演してきたのだろうか。

タッキー&翼 滝沢秀明

 ジャニーズJr.時代から絶大なる人気を誇り、数々のドラマ・映画に出演していたメンバーといえば、タッキー&翼・滝沢秀明だろう。初めて出演したドラマ『木曜の怪談』(フジテレビ系)で、いきなり主演を務めているから驚きだ。しかも、『木曜の怪談』は当時かなりの人気作で、ジャニーズファンでなくとも視聴していた人は多い。「ジャニーズJr.にはあまり興味がないけれど、滝沢秀明は知っている」という話もよく耳にしていた。その後も『魔女の条件』(TBS系)、『太陽は沈まない』(フジテレビ系)、『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』(TBS系)『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』(フジテレビ系)など、デビュー前にもかかわらず多くの作品の主演を務めてきた滝沢。『木曜の怪談』ではまだ可愛らしい印象が強かったが、『魔女の条件』以降は爽やかなルックスに加えて演技力を発揮。まさに引っ張りだこであった。近年では、ホラー映画『こどもつかい』やエアギター姿も披露したドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)などで表現力の幅の広さも見せてくれるようになっている。今もなおこうして滝沢が輝き続けている要因の一つに、ジャニーズJr.時代の成果があるのは間違いないだろう。

嵐 松本潤

 いまや、押しも押されもせぬジャニーズきっての俳優として名を馳せる嵐・松本潤。松本と言えば『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)や『ごくせん』(日本テレビ系)、『花より男子』(TBS系)といった人気作品を想起するが、ジャニーズJr.時代から着実にドラマ・映画経験を積んできた一人である。まず、松本の存在を広く知らしめたのはKinKi Kidsが主演を務めた『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)のモリ役だろう。この頃、松本は14歳。ジャニーズ事務所に入所して1年と少ししか経っていない頃だ。しかし、すでに俳優として活躍する現在の片鱗が見えていた。そして、『ぼくらの勇気 未満都市』から約半年後には『新宿少年探偵団』で映画デビュー。“ツンデレ”な演技やクールな身のこなし、所作は今の松本を彷彿させるほど完成されている。松本は幼いながらも存在感を見せつける演技をし、多くの人の記憶に残るジャニーズJr.だったと言えるだろう。

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