Hey! Say! JUMP、Mステ初披露時の「マエヲムケ」裏話とは? 前向きな姿勢でさらなる飛躍へ
Hey! Say! JUMPが今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。2月14日にリリースされた新曲「マエヲムケ」を披露する。前回、1月26日放送回では、9人の一糸乱れぬジャケットプレイが大きな話題を呼んだ。
実はこの振り付け、この時が初披露だったのだと、後にメンバーがパーソナリティを務めるラジオ番組で語られた。昨年、デビュー10周年を駆け抜け、経験も実績も確かなグループへと成長しているHey! Say! JUMPだが、このときばかりはメンバーも緊張したようだ。「普段、振り付けとかつけたら、PV撮影先にやったりするじゃん。Mステが一番最初だったからね」とは、『ミュージックステーション』放送翌日、1月27日オンエアのラジオ『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)での伊野尾慧の言葉。八乙女光も「初めてに近いよね」と、長年活動をしている中でもイレギュラーな流れだったようだ。
また、2月9日放送のラジオ『JUMP da ベイベー!』(bayfm)でも、有岡大貴と高木雄也が、「初めて全員で揃えられたのが前日の夜だった」という驚きのスケジュールを明かしていた。「1回でも迷いが出るとグチャグチャになっちゃうんだよね。だから、身体に染み込ませて何回も何回もやって……」(高木)と、彼らの絶えまない努力が、あのパフォーマンスにつながっているのだと、改めて感じた。9人というジャニーズアイドルの中でも、最大規模の人数を活かして魅せる群舞は、今やHey! Say! JUMPの持ち味ともいえる。なかでも、今回のジャケットの襟を左右に開く振り付けは、ミスが目立ちやすいため、難易度が高そうだ。
「フランツ・フェルディナンドさんも、リハーサルのときから褒めてくださって!」と有岡がうれしそうに報告したように、オンエアでも大いに盛り上がったHey! Say! JUMPのジャケットプレイ。だが、伊野尾は「私と有岡さん、全く同じタイミングで同じところで間違えたんですよ。“あ、やべぇ!”ってなったんですけど、オンエア(の映像を)見たら、ふたりともよかったことに映ってなくて……」と、正直に白状してみせた。この告白に、八乙女も「俺ね、映っちゃったんだ。ターンしちゃったんだ、ひとりだけ!」と、ミスを認める。反省すべきところはしっかり向き合って、「まだまだ披露する機会がありますから、気を引き締めて頑張れたらなって思います」と、まさに“マエヲムケ”なコメントで締めくくる。その潔さが気持ちいい。
ちなみに、本曲のMVでは、Hey! Say! JUMPの最大の魅力とも言える、ワチャワチャシーンが、たっぷりと詰め込まれている。最後の全員で泡パーティーのシーンは、パンツまで濡れるほどハジけたと、雑誌『QLAP!』3月号で語られていた。「でもスタイリストさん、困ってたよね(苦笑)。やっちまった……でも、前向こう!」(中島裕翔)、「前向いてこうぜ、スタイリストさん!(笑)」(知念侑李)と、どこまでも“マエヲムケ”なメンバーが微笑ましい。