指原莉乃が“いちアイドル”を超えた理由 HKT48メンバーから語られる普段の姿とは?

 今やテレビで見ない日はないほどの活躍を見せるHKT48の指原莉乃。昨年末に発表された『2016タレント番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)では、大久保佳代子(オアシズ)に次ぐ第4位、番組出演本数は350本、その内ソロとしての出演は312本、グループでは38本という結果になった。そんななか、先週放送された出演番組では、HKT48のメンバーから彼女について語られる機会が多かった。

 指原がコメンテーターとしてゲストに呼ばれることの多い『ワイドナショー』(フジテレビ系)の2月5日放送回には、ワイドナ現役高校生としてHKT48の松岡はなが出演。MCを務める東野幸治にグループでの指原について聞かれると「すごい優しいです。入る前は怖いなと思ってたので、優しくて尊敬してます」と笑顔で回答。一方、番組アンケートには「無茶振りはたまに受けます」と答えていたことを東野に明かされていた。

 また、放送が200回を超えHKT48を代表する冠番組へと成長を遂げた『HKT48のおでかけ!』(TBS系)2月9日放送回でも、メンバーが指原について語る場面があった。松岡と同じくドラフト2期生として2015年に加入した今村麻莉愛は、「初めて総選挙を見に行った時にさしこちゃんが初めて1位になった時で“1位様だ”ってずっと思ってました」と印象を語り、昨年加入したばかりの4期生から北海道出身の運上弘菜は、東京・秋葉原を拠点とするAKB48の方が距離的にも近かったが、“HKT48の指原莉乃”が好きだったため、福岡のHKT48を選んだことを明かした。

 以前、指原は『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演していた際にこんなことを言っていた。「(下ネタは)自分が単体で出ているときはいいんですけど、グループとして出演しているときは言わないようにしているんです。AKB48として出ているときはアイドルとして、1人で出ているときは太田プロの人間として出演しているので」。指原はAKB48グループを代表するアイドルの自分と、バラエティに出るソロとしての自分をしっかり分けていることがよくわかる。その場に求められる自分を出せる機転の良さがあるからこそ、“いちアイドルとして”を超えた活動を続けられているのだろう。

関連記事