ジャニーズWEST 藤井流星、いよいよソロでも開花? “かっこよさ”と“面白さ”を両立

 ジャニーズWESTの藤井流星が、2016年10月クールのドラマ『レンタル救世主』(日本テレビ系)に出演中だ。このドラマは、会社をリストラされ、多額の借金を抱えてしまった沢村一樹扮する主人公・明辺が、困っている人を時間制で助けるという「レンタル救世主」と呼ばれる職業に就き、藤井演じる葵とともに依頼主を助けていくというストーリー。

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(C)タナカケンイチ

 10月9日に放送された第1話を見て、藤井の放つ存在感にとても驚いた。藤井は人質を助けるためにステンドグラスの窓を豪快に破り建物に侵入。金髪にスーツ姿、ときに不敵な笑みを見せながら華麗に誘拐犯と闘うその姿は、ファンならずともつい見入ってしまったのではないだろうか。また、合間合間に見せる満面の笑みがなんとも清々しい。藤井の役どころは“スポットライト症候群”でとにかく目立ちたがり。ジャスティン・ビーバーに憧れていて、自撮り動画をネット上にアップしているという風変わりなキャラクターである。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に、同作を機に改めて藤井の魅力と役柄との相性について聞いた。

「ふだんの藤井さんはかなりの天然キャラ。メンバーからも『イケメンなんだからもっとしっかりしろや』と突っ込まれたり、よく物をなくすといったエピソードはファンの間では有名です。重岡大毅さんからは『ネジが25本くらい抜けてる』と言われていたことも(笑)。また、グループのなかでは色男的な立ち位置にいながらも、笑いに対してはシビア。かっこいい部分があるから面白さが目立つという考えを持っています。今回のようなかっこいい見せ場もある、ユーモアたっぷりのキャラクターは、藤井さんにとっても演じ甲斐のある役なのではないでしょうか」

 また、ドラマのプロモーションの一環として、10月8日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に藤井がゲスト出演。相葉雅紀の担当コーナー「相葉雅紀の代行調査」に登場し、相葉との共通点を通してさらなる藤井の魅力を発見することができた。

「藤井さんはスマートな外見から、同じくスタイルの良い小瀧望さんとともにファンの間で“ツインタワー”と呼ばれています。関ジャニ∞でいうと大倉忠義さんのような存在だと思っていましたが、嵐では相葉さんのポジションなんですね。相葉さんも嵐のなかでは松本潤さんとともに“モデルズ”と呼ばれる、すらりとしたスタイルを兼ね備えている。顔立ちこそ違うものの、骨格やゆったりとしたテンポ感で話す、母性本能をくすぐる感じがとても似ていると感じました。番組では高校の廃部寸然の放送部に訪れ、部活動について相葉さんが熱く語りだす場面も。実は藤井さんもジュニア時代、重岡さんと活動について意見しあうことがあったと聞いたことがあります。単なる天然キャラだけでなくしっかり自分の意見を伝えたり、プライドを持って活動しているところが相葉さんとの共通点であり、魅力でもあります」

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