V6 森田剛、タキツバ 滝沢秀明、キスマイ 藤ヶ谷太輔…演技派ジャニーズに人見知りが多いワケ
ジャニーズのメンバーが最近、テレビやラジオ等で、“人見知り”のキャラクターであることが明かされる機会が多い。大勢のファンに笑顔を振りまくアイドルが人見知りとは思いがけないが、人見知りのメンバーには「演技派として活躍する」という共通点がある。
V6の森田剛は、日本を代表する演出家である故・蜷川幸雄氏の演技指導を受けた一人。先月から公開中の映画『ヒメアノ~ル』では殺人鬼を演じ、“アイドルの枠を超えた演技派俳優”と評価を受けている。しかし森田は、5月16日放送の『しゃべくり007豪華2HSP!』に濱田岳と出演した際、人見知り同士で濱田とコミュニケーションが上手くとれなかったことを明かしていた。さらに、濱田からは森田の演技にまつわるエピソードも明かされた。濱田がロケの合間に森田に話しかけた際、殺人鬼という役にすっかり入り込んでいた森田に「怖すぎて膝が笑った」とのこと。そう表現してしまうほど、濱田は森田から役者としての覇気を感じたのだろう。
また、タッキー&翼の滝沢秀明も、人見知りジャニーズの一人。滝沢は、武井咲がヒロインを演じる7月クールのテレビドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)で武井の相手役に抜擢された。5月28日放送の『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)で滝沢は、武井との人見知り失敗談を披露。滝沢と武井は、お互いが人見知りであることを認識した上であまり会話をしていなかったが、ある時、武井から話しかけられた絶好の機会に滝沢は「はい」の一言で返事を返してしまったそうだ。普段は舞台で座長を務め、出演者同士のコミュニケーションの軸になっているような滝沢でも、慣れない相手には人見知りな一面を見せるというのは意外な事実である。
主演を務める映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』の公開が、6月18日に控えているKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。藤ヶ谷は今年5月にも舞台『TAKE FIVE2』で主演を演じており、ジャニーズきっての演技派としての地位を確立しつつある存在だ。そんな藤ヶ谷も、実は人見知りであるということが『TAKE FIVE2』の記者会見の際に明らかになった。『TAKE FIVE2』でヒロインを演じた新川優愛が会見時、藤ヶ谷との共演について「私が人見知りで、藤ヶ谷くんも人見知りだったので、最初ちょっとしゃべれなかった」と語ったのだ。新川は、同じKis-My-Ft2の玉森裕太ともドラマで共演しており、玉森についても「3週間かけてやっと話せるようになった」とコメント。個人の活動も積極的に行い、グループの顔とも言える藤ヶ谷と玉森が、なかなか共演者たちと打ち溶けることができないのは予想外ではないだろうか。