関ジャニ∞「渋谷×丸山」、JUMP「知念×伊野尾」メンバー同士のアツい関係性はなぜ生まれた?
Hey! Say! JUMP
先輩であるV6と共に今年の24時間テレビのパーソナリティを務めるなど、今乗りに乗っているHey! Say! JUMP。彼らもまた、メンバー同士の仲の良さがフォーカスされるグループである。山田涼介と知念侑李、八乙女光と薮宏太など、様々なメンバーの関係性が取り沙汰されているが、今回注目したいのは「知念侑李×伊野尾慧」だ。
今でこそかなりの人気を博している伊野尾だが、少し前まではあまり目立つ存在ではなかったように思う。知念も、同い年である山田や中島との絡みが多く見られていたのではないだろうか。「伊野尾の携帯には知念とのプリクラが貼ってある」「2人で買い物に行く」などの話はあったが、コンサートなどで大々的に絡む機会は少なかったと言っていいだろう。しかし、帰り道がたまたま一緒になったり、偶然遭遇したりする機会があり、徐々に仲良くなったと様々な雑誌で語られて以来、2人の関係性が注目され出したように思う。
10月9日から12日まで行われたコンサート『JUMPing CARnival』のMCでも、「携帯に伊野尾フォルダを作った。写真が100枚しかないのに、そのうち8枚が伊野尾」と知念が話したり、「SUPER DELICATE」の曲中で伊野尾が知念を抱えてグルグルと回るといった“イチャつき”も披露している。
「高校時代友人がいなかった」と語る伊野尾は、もしかすると人に対する距離を取るタイプなのかもしれない。一方、知念は人との距離の取り方が上手いと感じる。絶対的アイドルである山田のことを茶化してからかったり、中島には甘えた態度を取ってみたりと、その距離感は絶妙だ。そんな知念だからこそ、伊野尾の懐に潜り込み、彼の魅力を引き出せているのではないだろうか。
今回は関ジャニ∞とHey! Say! JUMPに焦点を当てたが、もちろんV6や嵐、NEWSなど他グループにも「名物コンビ」「仲良しコンビ」は存在する。こういったメンバー同士の関係性もジャニーズグループの大きな魅力の1つ。ジャニーズは知れば知るほどハマるというが、メンバー同士の人間関係が興味深い故にハマっていくことが多いのかもしれない。
(文=高橋梓)