TOKIO城島、“いぶし銀”アイドルの底力 『最強重機王決定戦』で見せた新たな可能性とは?

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(C)タナカケンイチ

 10月28日に、50枚目のシングル『東京ドライブ』をリリースするTOKIO。長瀬智也の作詞・作曲・編曲の今曲は、スズキの新型ソリオのCMタイアップソングだ。爽やかさがありながらも、野性的なロックサウンドはTOKIOが放つ男らしさを感じさせる。2014年には初の夏フェスに出演し、ジャニーズアイドルでありながらも、本格バンドとしての存在感を確固たるものにした。

 レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では、農業や土木作業を果敢にこなす彼ら。女性のみならず男性が憧れるほど頼もしい。そんなTOKIOのリーダーである城島茂が、10月9日にテレビ東京で初のMC番組に挑戦した。番組名はなんと『最強重機王決定戦!トップオブガテンアスリート』だ。

 ガテン系の皆さんが、現場で培ってきた技術力やチームワークを駆使して、大型重機での真剣勝負を繰り広げた。総重量5トンのジャイアントジェンガ、積載量10トンをピタリと合わせるメカタ・デ・スクーパー、触れたら即爆発のプレッシャークレーンと、超難関競技のオンパレード。日本全国から集まったオペレーターが競い合う姿はロケ総時間は丸4日、実に96時間にもわたり、カメラ50台が稼働した力作だ。

 そんな硬派な企画の番組MCとして参加した城島も、実は重機免許を持ち、重機歴18年を誇る。番組内では、城島自ら競技種目を体験するシーンも披露された。「これは難しいわ~」と苦戦しつつも、重量180キロの木材が組まれたジェンガを重機で繊細に引き抜こうとした手さばきは見事なもの。番組プロデューサーも、城島の重機への知識には脱帽したという。

 番組のMCを「天職だと思った」と発言した城島は「重機は僕にとってのアイドルですし、永遠の憧れ」とも。この本気の姿勢が、多くのガテン系の人々の心を打ったに違いない。さらに男性ファンを広げたのではないだろうか。

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