V6・三宅健が人々から愛される理由 “少年すぎる言動”が生み出す魅力とは?

 これまで、ほとんど接点のなかったV6とJUMP。今回、メインパーソナリティを担当することに先駆けて、2組で食事会が行なわれたのだという。そこで、岡田が熱く語った話を、中島裕翔がご飯を食べながら聞いたり、「質問はないか」という問いかけに伊野尾慧が「特にないっす」とそっけなく答えたりと、とても無礼だったと暴露。

 それまで和やかな雰囲気だっただけに、大慌てのJUMP。嵐も先輩側としてV6に加勢したため、JUMPのメンバーはさらにドギマギ。すると、見かねた岡田が「健くん俺のこと大好きだから(笑)」とフォローし、一同大爆笑となった。

 このオチを、三宅が計算していたかどうかはわからないが、結果的に岡田の三宅への愛情や、嵐のV6への信頼感、そしてJUMPの素の表情が見えるという、おいしいシーンが生まれたのだ。

 遠慮のない三宅の言動が、予定調和では見られないお宝展開に発展していく。それも、三宅の愛され力があってこそ。好き勝手しているように見えて、人知れず努力しているのが三宅の魅力だ。以前、ろう者のファンと出会ったことをキッカケにプライベートで手話を3年間習うなど、誠実で一途な一面もあるのだ。現在、36歳。見た目の可愛らしさだけではなく、心もピュアで「永遠の少年」という言葉がピッタリである。今後も、人として、どんどん茶目っ気を増していくことだろう。

(文=佐藤結衣)

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