Sexy Zone × A.B.C-Z、コラボの狙いは? 両グループのメリットを探る
Sexy Zoneのツアー『Sexy Power Tour』の横浜アリーナ公演が3月26〜29日にかけて行われ、A.B.C-Zの五関晃一、河合郁人、塚田僚一がサプライズ出演した。同公演には、A.B.C-Z楽曲のカバーを披露するコーナーが設けられ、その振り付けはジャニーズ内でも屈指のダンス実力者である五関晃一が担当したという。
ジャニーズ内でも若手グループとして活躍しているSexy Zoneと、中堅の実力派として知られるA.B.C-Zがコラボレーションした背景には、どんな狙いがあるのか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。
「ジャニーズのグループの中では若手となるSexy Zoneですが、中島健人と菊池風磨の2人が成人し、そろそろキラキラしたアイドル的な魅力以外も打ち出して良い時期です。アクロバットなどを得意としていて、肉体派のイメージが強いA.B.C-Zは、そんな彼らに新たな方向性を示唆するのに打ってつけの存在でしょう。実際、今回の振り付けを担当した五関さんは『これまでSexy Zoneのダンスはかわいい系が多かったので、ガシガシ踊る振り付けにした』といった趣旨の発言をしていました。また、A.B.C-Zにとっても今回のコラボはメリットがあると思います。彼らはメディアでのイメージ以上に、後輩たちにとっては憧れの先輩で、五関さんのダンス以外にも、河合さんのトークスキルや、塚田さんの舞台など、学ぶところが多いグループです。Sexy Zoneの佐藤勝利さんも、戸塚さんをリスペクトしているといいます。今回のコラボによって、Sexy ZoneのファンにもA.B.C-Zのそうした兄貴的な一面を見せることができたのでは」