Awesome City Club、自主企画イベントで吉田ヨウヘイgroupらと共演 第二弾の開催も決定

 

 Awesome City Clubが、4月3日に東京・Shibuya WWWで自主企画イベント『Awesome Talks -vol.01-』を開催。イベント終了後に同シリーズの第二弾である『Awesome Talks -vol.02-』の開催を発表した。

 同企画は“参加者主役のパーティー”をコンセプトに掲げたイベント。メンバーが共演したい相手をゲストに迎えて実施されるもので、今回は主宰のAwesome City Club・マツザカタクミ(ベース・シンセサイザー・ラップ)が「ロックをやるっていうことに対しての“常識”みたいなのが良い意味で通用しない」と評した吉田ヨウヘイgroupと髭の2組に加え、ゲストDJとして木下理樹を招聘した(参考:【Awesome City Club×髭×吉田ヨウヘイgroupが語る、気持ちのよい音楽の作り方「3組とも少しハズしているところがある」】)。また、この日は4月8日にリリースするメジャーデビュー作『Awesome City Tracks』の先行販売が行われたほか、来場者限定でバーチャル7inchコースターが配布された。

 1番手の吉田ヨウヘイgroupは、先日サポートメンバーとして加わったトランペットのkuro(TAMTAM)を含む編成で登場。吉田ヨウヘイ(ボーカル・ギター・アルトサックス)のボーカルとreddam(ボーカル・キーボード)、池田若菜(フルート・コーラス)、96のコーラスワークが絡み合う「ドレスはオレンジ」や、吉田のアルトサックスが高らかに響き渡り、観客を躍らせた「ブールヴァード」、西田修大(ギター・コーラス)の激しいギタープレイが観客の目を引いた「新世界」などを披露。ジャズ・ギターロック・ポップスなど、複雑なジャンルを一つの歌モノとして気迫たっぷりに提示し、トップバッターとは思えない勢いを見せた。

 2番手の髭は、須藤寿(ボーカル・ギター)が観客に向けて「今日は良質なバンドしかいない」と煽りつつ、「お酒を飲むなら何がいいー?」というMCからライブの定番曲「テキーラ!テキーラ!」へ。フロアを大いに盛り上げたあとは、「闇をひとつまみ」を披露。その後、新曲として様々なジャンルの音楽やあり方を歌詞として表した「ing」を高らかに歌い上げ、ステージを後にした。

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