乃木坂46生駒里奈、センター交代の舞台裏を振り返る「『やっと解放された』と思った」

 そして同年10月の7thシングル『バレッタ』選抜発表では、当時研究生の堀未央奈がセンターに抜擢された。この時のウラ年表について、川後陽菜は「センターを予想」と明かし、「私のオタク友達と『選抜予想会』をやっていて。自分は入れてないんですけど、堀ちゃんはセンターだよっていう予想で一致していた。ブログの書き方は爽やかだよねって」と、早くも堀の可能性を見出していたという。これに生駒も「ここくらいになってくると『次この子来るよね』って分かる」と反応した。

 同時期に西野七瀬は「金縛り期」があったことを明かし、「一人でドラマに出させて頂いていて、知ってる人がマネージャーさんだけだったのが負担になってたんだと思うんですけど、毎日寝るときに金縛りにあってて。だんだん金縛りを操れるというか・・受け入れるかキャンセルするかを選べるようになった」と裏側を語った。

 続いては「堀・星野ピリピリ期」と題し、堀が『バレッタ』で研究生から選抜のセンターに入って、星野が選抜から落ち、アンダーのセンターに起用された時期を振り返った。当時の星野との関係について、堀は「初めて喋ったのは2014年の1月です」と、あまり話しかけることができなかったと語った。11月は堀が「武道館の前にスタッフさんからダメ出しを受けて、頑張らないとって思った」と、内容こそは番組で明かさなかったものの、鋭い指摘を受けたことでパフォーマンスが変化した「ターニングポイント」だったと明かした。

 2014年1月の『気付いたら片想い』選抜発表時も、センターになった西野と秋元にはまだわだかまりがあったようで、秋元は「素敵なポジションに付いたんだから応援しなきゃって思いつつ、全力で応援できない。そんな自分に腹が立った」と当時を振り返った。そして2月に行われた『2nd Year Birthday Live』のウラ年表で、秋元は「西野と和解」と、開演前MCで「あの時は言わなかったけど 真夏お帰り」って言ってくれて、泣いて袖から出れなかった。ライブ中はテンションがおかしくなって、すれ違うたびに抱き合っていた」ことを振り返ると、西野は「真夏がみんなと仲良くなっていくのを遠くで見てるだけで、話すきっかけを探していた」と、仲直りの原因について明かした。

 番組の最後には、2015年1月以降について、生駒が「乃木坂ブーム」と記入。生駒は「外の世界を広く見て、乃木坂はまだ知られていないなと思ったので」と、希望を込めて語り、番組が終了した。

 メンバーが様々な過去を赤裸々に語った今回の放送。次回は「11thシングル 選抜発表」をオンエアする予定だ。

(文=向原康太)

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