嵐のムービングステージだけじゃない!? ジャニーズ若手のド派手なコンサート演出5選

メンバー考案の演出に定評のあるSexy Zone。

 嵐のコンサートといえば、演出を手がける松本潤が考案したとされる「ムービングステージ」が、大きな目玉のひとつとなっている。ステージが観客の頭上を通り過ぎていくという大胆な発想のそれは、ファンとの距離を近づけるだけではなく、新しいステージ表現のあり方として注目を集め、ほかのジャニーズのグループでも応用されるようになった。11月7日に放送された、嵐のデビュー15周年記念ハワイコンサートに密着したドキュメンタリー『嵐 15年目の告白~LIVE&DOCUMENT~』(NHK)でその存在を知り、そのスケール感に驚いた視聴者も少なくないだろう。

 ジャニーズのコンサートには、彼らのほかにも斬新でダイナミックな演出をしているグループは多い。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に、とくに若手のジャニーズグループのコンサートで目立った演出を聞いた。

Sexy Zoneの巨大スポーツカー

「Sexy Zoneのコンサートでは、高さ3メートル、横幅7メートルはありそうな巨大なスポーツカーのオブジェがステージ上に設置してあったのが印象的でした。これはメンバーの中島健人さんの発案によるもので、アルバム『Sexy Second』のジャケットでメンバーが乗っている真っ赤なスポーツカーを模したのだと思います。マフラーから白煙をあげるスポーツカーの上で歌うメンバーの姿は、一度見たら忘れられないインパクトがありますね。ほかにも、菊池風磨さんが一瞬姿を消すイリュージョンをしたり、佐藤勝利さんが花道を使ってダンスを披露したりと、個々をしっかりと見せる演出が目立ちます」

Kis-My-Ft2のローラースケート

「Kis-My-Ft2のコンサートの見せ場は、なんといってもローラースケートでしょう。大きな会場で花道を滑ると、そのスピードがリアルに感じられ、楽曲にも疾走感が出てくるように感じるから不思議です。また、メンバー同士が手をつないで滑ったりすることによって、仲の良さを演出できるのもポイント。光GENJIの現代版が楽しめます」

A.B.C-Zのアクロバティック

「A.B.C-Zのコンサートは、もはやサーカスといって良いほどのアクロバティックに驚かされます。メンバーが大きな車輪の中に入って移動したり、メンバーの塚田僚一が花道をバク転のみで縦断したりと、アイドルのコンサートの粋をはるかに越えたパフォーマンスは、彼らにしかできないもの。作品を発表するたびに、それに合わせた巨大なセットを使ったアクロバットも披露しているので、毎回見逃せません」

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