成馬零一『TOKYO PLAY GROUND Vol.7、Vol.8』レポ

ライムベリー、主催ライブで見せた急成長 シングル発売に向けて勢い増す

天使の衣装で会場を盛り上げるHIME。

 10月26日。渋谷Gladにて、ライムベリーが主催する『TOKYO PLAY GROUND Vol.7、Vol.8』が行われた。

 11時50分から行われたVol.7は、ハロウィンということもあり、出演者が仮装する特別バージョン。客席は階段状になっており、ステージ手前の一階席には、いつも通りコアなファンが集まっている。コスプレをしてきた観客には受付でお菓子がプレゼントされるということもあってかノリのいい観客が、怪しい仮面を被ったお化けやらドラえもんやらのコスプレをして参加していた。

 オープニングはリナチックステイトが、赤ずきんの姿で登場。初々しい笑顔を振りまいた。続いて、本イベントでは常連、ライムベリーのDJ HIKARUのお友達・信岡ひかるがシンデレラの衣装と金髪のウィッグで登場。普段とは違うディズニーのミュージカルナンバー「これが恋かしら」(シンデレラ)、「パート・オブ・ユア・ワールド」(アリエル)、このイベントに出演しているエレクトリックリボンのasCaが提供した「輝く想い」を披露した。

 その後、じゅじゅ、エレクトリックリボンがパフォーマンスを披露した後、ライムベリーが登場。

一方、MIRIは悪魔のコスチュームで登場。

 MIRIは悪魔、HIMEは天使、HIKARUは魔女の姿を披露した。

 「SPUERMCZTOKYO」では、HIMEの頭にある天使の輪っかを、MIRIがポンッと叩くと、HIMEが顔を近づけて怒ったような仕草を見せて詰め寄る……といった、チャーミングなパフォーマンスを見せた。また、カバー曲となるいずこねこの「BLuE」では、ライムベリーがオリジナルラップを交えて披露し、いずこねこのボーカルはHIKARUが前に出て歌った。澄み切った声でうたわれるネガティブな歌詞と、DJブースからは確認できなかったスラッとした長い美脚に、観客は魅了された。

求心力のあるパフォーマンスで会場を湧かせるHIKARU。

 ライブ終了後、ステージには出演者全員が登場。ハロウィンにちなんで『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」をみんなで踊って、Vol,7のライブは終了した。

 15時過ぎから、ライムベリーによるフリーライブがスタート。

 このフリーライブは、11月19日発売の新曲『IDOL ILLMATIC』の、インストア・イベント「ザ・ライムベリーのジ・アイドルイルマティック、ダ・フリーライブツアー!」の一貫として行われたもの。先ほど鑑賞していたファンだけでなく、一度見てみたいという新規のファンも集まり会場は満員御礼。
 
 迷彩柄のベストに紺のブレザーという、シングルジャケットの服装で登場したライムベリーは、新曲の「IDOL ILLMATIC」と「IN THE HOUSE」、そして「SPUERMCZTOKYO」を披露。先ほどのライブとは打って変わった激しいライブパフォーマンスを見せて、短い時間ながらもオーディエンスを盛り上げた。

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