Hey!Say!JUMP・中島裕翔、アイドルとしてのプロ意識 多彩な趣味を仕事に活かす秘訣とは?

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デビュー時から大きな成長を遂げ、現在さまざまなメディアで活躍するHey!Say!JUMP。

 8月2日より、LIVE TOUR 2014『smart』をスタートさせるHey!Say!JUMP。大阪城ホールを皮切りに、福岡、静岡、横浜と14公演を行う予定だ。今回は、そのタイトルにあるように3rdアルバム『smart』を引っさげてのツアー。山田涼介、有岡大貴ら、数名のメンバーが作詞にも挑戦しており、JUMPとしてのカラーがより色濃く表現されている1枚。それだけに、今回のコンサートツアーも彼らのアイデアが盛り込まれていることが期待される。

 今回のアルバムのなかでも注目したいのが、8曲目に収録されている『ゆーと叩いてみた。』だ。かねてからドラムを得意としている中島裕翔が、その腕前を文字通り叩き込んでいる。ジャニーズのメンバーで楽器を得意としているメンバーは数多くいるが、コンサートで披露することはあっても、こうした形でアルバムに収録されるのは実に珍しい。

 それだけ、彼のドラムテクニックは趣味の範囲を超えてきた証拠といえるだろう。彼の多趣味さは、ジャニーズでも上位に入る。乗馬、カメラ、楽器…と、いずれもプロ級の腕前を誇り、カメラでは雑誌で連載コーナーを持つなど、仕事にもつながっている。

 また、撮影する方の視点を身につけたことで、自分自身が撮られる側としての意識も高めることにも成功しているように思える。アイドルでありながら、本格的に雑誌の専属モデルを務めているのも、その証といえるだろう。抜群のスタイルの良さが、ファッション雑誌においても光っている。

 多彩な趣味と、抜群の容姿…彼の人生は順風満帆に見えるかもしれない。だが、JUMPとしてデビューした当時、中島はセンターを務めていた。しかし、徐々にそのポジションを山田涼介に譲り、変化していく。

 とはいうものの、複雑な気持ちを抱いたであろうその時期を、彼自身雑誌のインタビューでも振り返られるほど大人になっている。自分の場所は、ここだと今は胸を張って言える中島は、現実を見すえ、求められているものを必死にかえしていくという、いわばアイドルのプロだ。

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