「ソロアイドルの時代」の幕開けか? 武藤彩未、遠藤舞らが輝きはじめたワケ

「市場規模の拡大により、メジャーな事務所やレコード会社が時間と資金をかけてソロアイドルを売り出すことができるようになったことも大きいと思います。ソロアイドルはひとりの活動なので、これまでアーティストや歌手として売り出してきた人たちとの違いが見えにくいところがあります。そのため、うまくアイドルブームに乗せるためには、きちんとアイドルとして見せることができて、かつ他のアイドルと明確に差別化できるコンセプトが重要になります。大手がしっかりと手がけることにより、それはより実現しやすくなるのでは」(岡島)

 武藤彩未はアミューズとA-Sketchがタッグを組んで設立した新レーベル「SHINKAI」から、遠藤舞はエイベックス内のロック専門レーベル「binyl records」から、姫崎愛未はタワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」から、それぞれリリースすることが決定している。彼女らを世に送り出すために、いずれもしっかりとスキームを組んでいる印象だ。ソロアイドルがシーンにおいて大きな存在感を放つ日も、そう遠くないのかもしれない。
(文=松下博夫)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる