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『ドクターX』第5期も高視聴率の理由 医療ドラマとしての特殊性を探る

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 米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)の第2話が10月19日に放送され、平均視聴率19.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録した。13日放送の初回は20.9%で、2週連続の20%超えとはならなかったが、高視聴率をキープしている。2012年から続く同シリーズは、今回で第5期目。今なお人気が衰えない理由を、無類のドラマフリークである麦倉正樹氏に聞いた。

「長く続くシリーズものである『ドクターX』を、今も新鮮な気持ちで観ることができるのは、毎シーズンごとに時代の変化を取り入れたアプローチをしているから。たとえば今回は、舞台となる東帝大学病院で初の女性院長となった志村まどか(大地真央)が、クリーンな医局を取り戻すべく、大改革を推し進めているところからスタートします。

 大病院を舞台とした医療ドラマというと、病院側が巨悪で、主人公たちはそれに立ち向かうという構図が一般的ですが、今回の『ドクターX』では逆に病院側が改革を進めていて、大門未知子(米倉涼子)の法外な治療費にも突っ込みを入れるという、昨今の医療事情も踏まえたひねりのある導入になっていました。

 また、第2話では西山直之(永山絢斗)と伊東亮治(野村周平)という、ゆとり世代の若手医師も登場します。組織の考え方とはまた違ったメンタリティを持った人物を加えることで、さらに物語の構造を複雑で奥行きのあるものにしていました。時事性のあるネタを大胆に放り込むのは、実はドラマのフォーマットがすでに完成しているからこそできることで、シリーズものの強みを活かした作り方と言えます」

 また、医療ものでありながらシリアスな作風になっていないのも、同作のポイントだという。

      

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