KAT-TUN再始動へ高まる期待ーー充電期間中のメンバーの活躍を追う
昨年5月のデビュー10周年コンサートツアー『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10ks!”』の最終公演を最後に、充電期間に突入したKAT-TUN。ファンと「絶対でっかくなって帰ってくるから」という約束をした亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3名は、それぞれソロで活動中だ。そんなKAT-TUNが、4月から再始動か!? という噂がたっている。雑誌『週刊女性』(2017年2月7日号)に、4月から放送される日本テレビ系の土曜ドラマ枠の主演に内定し、主題歌をKAT-TUNが担当するのでは、という記事が掲載されたのだ。公式発表ではないため真偽の程は定かではないが、本当ならばファンにとって大変喜ばしいニュース。この報道を受けてジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。
「1日も早い復活を望んでいるファンのみなさんにとってこうした情報はナイーブなものなので、慎重に扱ってほしいところではありますね。第一報は正式発表で知りたい、というのが本音ではないでしょうか。ただ、一方でこれだけ大きな話題になるということは、充電期間に入ってもなお、KAT-TUNというグループに注目が集まっているという嬉しい証拠。ジャニーズの長い歴史においても、明確に充電期間を設けて再活動を遂げるグループはイレギュラーなこと。どのような展開になるのか、ファンならずとも気になるところなのかもしれません」
ソロとしての3人は、それぞれの得意分野を伸ばす形でメディアへの露出を増やしている。亀梨は、2017年公開の主演映画が2本も控えているなど俳優としてのキャリアを重ね、上田は『炎の体育会TV』(TBS系)で体育会系アイドルとしての地位を確立。1月からはドラマ『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系)にてチンピラ役を好演中だ。そして、中丸も『シューイチ』(日本テレビ系)のレギュラー、さらにもともと得意だったイラストの創作にも熱を入れているようだ。
「個人的には、充電期間という選択はよかったのではと思っています。一人ひとりの魅力が、しっかりと伝わるような活動ができていますし、まさに“でっかくなるため”に必要な時間だったと思わせてくれそうな活躍ぶりですよね。とくに上田さんは、ソロ活動を通じてファンを増やしているように思います。1月21日『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にゲスト出演したときも、“ジャニーズイチ第一印象が悪い”などと、果敢に先輩をイジっていくゆるふわ男子の伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)さんを、“生きる道が違う”と印象的なコメントをして笑いを誘っていました。また、自宅の部屋の様子と共に“KAT-TUNの曲を練習するんです”とピアノ演奏を披露するなど、オラオラ系な言動の中にグループ愛が強いコメントが多く、アツい性格なのが伝わってきたのもソロ活動をしたからこそだと思います」