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乃木坂46の3期生は“新たな坂の上り方”を示す 『お見立て会』に感じたこと

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 乃木坂46が12月6日から9日までの4日間、東京・日本武道館にて『Merry Xmas Show 2016』を開催した。

 グループとしても握手会やテレビ出演を除くライブは今年最後であり、千秋楽である9日のアンダー単独公演は、1年の集大成にふさわしい内容だった。だが、イベントはここで終わりではない。その翌日である12月10日には、今年行なわれたオーディションでグループに新加入した12名の3期生が『お見立て会』を行ない、満員の武道館で“新たな坂の上り方”を提示してみせたのだ。

 筆者が3期生の面々を初めて目撃したのは、9月4日に行なわれたオーディションの合格発表時だった。そこから3カ月が経過し、各メンバーは自身の個性と向き合い、悩み抜きながらも現時点での「自分らしさ」を見せてくれたように思う。

 この日は「自己紹介スピーチ」「体力テスト」「初のライブパフォーマンス」という3つの試みが行なわれた。本稿では、その中から「自己紹介スピーチ」と「ライブパフォーマンス」でのメンバーの姿についてレポートしたい。

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 「乃木坂46唯一の沖縄県出身」という伊藤理々杏は、13歳ながら“釣り師”の才能があることを感じさせる王道のアイドル性を持ち合わせていたし、『塔の上のラプンツェル』のミュージカル部分を披露した久保史緒里は、1期生・生田絵梨花に近い素質があるように思えた。岩本蓮加はスピーチで「最年少の12歳です!」と述べて客席がざわついたが、その反応を肯定できるくらい大人びたメンバーだ。そのほかにも、ギターの弾き語りを披露した向井葉月、緊張で口が乾きながら横笛を吹いた中村麗乃、特技の習字で「努力・感謝・笑顔」と書いたものの、「感」の「心」部分が抜けていた佐藤楓、名前の由来を誇らしげに明かした吉田彩乃クリスティー、様々な「ながら般若心経」を見せてくれた阪口珠美、それぞれが一度見るだけで記憶に残るインパクトを与えてくれた。

 とても17歳とは思えない高身長の梅澤美波は、目を潤ませながら「アイドルっぽくない見た目、今はコンプレックスなこの身長を武器に変えたい」と話す。コンプレックスというのは、言い換えれば個性であり、アイドルという職業において、ひとたびそれは“強み”になる。実際にライブパフォーマンスで、彼女の動きはどの位置にいても良い意味で目を引いていた。

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 ライブでは、「命は美しい」「裸足でSummer」「ガールズルール」がフルサイズでパフォーマンスされた。齋藤飛鳥がオリジナルセンターを務める「裸足でSummer」は、そのキュートな見た目とは裏腹に、ライブになると明るい曲でもどこか艶っぽく見える与田祐希がセンターポジションへと立つ。「ガールズルール」は、登場時にファンからひときわ大きな歓声を浴び、オリジナルセンター・白石麻衣と同じく“モデル路線”を歩んでいきそうな予感のする山下美月が中央で踊る。

 そんなパフォーマンスや先述のスピーチにおいて、12名のなかで最も目を引いたといえるのは、“暫定センター”の大園桃子だった。

      

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