三代目JSBが「Welcome to TOKYO」MVで見せた新たな姿 “ニッポン”を代表する楽曲となるか?
11月11日のナゴヤドーム公演からスタートする、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのドームツアー『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2016 ”METROPOLIZ” 』。このツアーに向け、11月9日に約1年ぶりとなるニューシングル『Welcome to TOKYO』がリリースされる。それに先駆け、10月28日21時にMVが解禁。AmebaTVではフル尺バージョンを独占解禁した。さらに同時刻、渋谷のスクランブル交差点にある街頭ビジョン3基もジャックされ、大々的なプロモーションが行なわれた注目度の高い楽曲である。
10月24日に代々木第一体育館で行なわれた『テレビ朝日ドリームフェスティバル 2016』では、メンバーの小林直己から「東京の過去・現在・未来がテーマ。三代目史上一番スケールがデカいです。東京がテーマということで、皆さん行ったことがあるような場所で、岩ちゃんそんなところに乗っちゃうの!? そんなところで歌っちゃうの、臣ちゃん!? みたいな見どころがあります」と予告があった。この発言から、MVへの期待は高まる一方だった。
そして実際にMVを見てみると、東京を代表するスポットや東京を象徴するようなものがこれでもかというくらい詰め込まれていた。メンバーの岩田剛典は首都高の下でハマーらしきアメ車の上に乗って踊り、渋谷の街を徘徊。ボーカルの今市隆二はヘリポートやショーホールのような場所で歌い、小林直己はクラブを彷彿させるようなサイケデリックな空間で踊っている。登坂広臣は渋谷・原宿の裏路地のような場所で歌い、ELLYはクルーザーの上でダンスを披露。NAOTOは首都高を車で、山下健二郎はアクアラインのように見えるトンネルをバイクで走る。「Welcome to TOKYO」のMVには、東京のイメージが詰め込まれているのだ。
さらに注目したいのが、楽曲である。これまで、三代目J Soul Brothersは、様々なテイストの楽曲をリリースしている。EDMを基調に、HIPHOP、R&Bを取り入れたキャッチーなサウンドから、「Unfair World」などのバラードまで幅広い。今回の「Welcome to TOKYO」は三代目J Soul Brothersらしいノれる楽曲となっており、EDMやHOUSE、DUBSTEPなどの要素が盛り込まれている。そして楽曲を手掛けたのは、ファンからの人気が高い「Feel So Alive」を担当したT.Kura & michico。R&B・HIPHOPを得意としている2人らしい仕上がりだ。さらに、「TOKYO」を表現するためなのか、和楽器のような音色や笛の音もミックスされている。恐らくこの要素が加わることで“和のR&B”をテーマにしている三代目J Soul Brothersらしさが出るのだろう。