NEWSはこれまでもピンチを乗り越えてきたーー『24時間テレビ』でどんな活躍みせる?

 NEWSがメインパーソナリティを務める『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)がいよいよ8月27、28日に放送される。NEWSがパーソナリティを務めるのは、2009年の放送以来2度目。今回の彼らの出演ではどのようなことが期待できそうか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。

realsound-newsth_.jpg
(C)タナカケンイチ

「今回は、とくに加藤シゲアキさんと小山慶一郎さんの活躍に注目しています。ファンの間で“コヤシゲ”として人気のある2人は、お酒を飲みながらグループのことを語って泣くというエピソードをラジオなどで明かしています。感動的なシーンの多い『24時間テレビ』では、彼らの涙もろさがフィーチャーされるのでは。涙もろいキャラが定着しているジャニーズメンバーはまだいないのでその道を切り開いてほしいです。小山さんはキャスターや司会者としての一面を持つことから、ジャニーズ内の徳光和夫さんのような存在になれる可能性もありますね。また、毎年設けられる歌や芸術のパートでは、手越祐也さんと増田貴久さんの実力が存分に発揮されるでしょう」

 前回出演時は6人だったメンバーも、現在では4人に。人数が少ないグループが同番組のパーソナリティを務めることには、多くのメリットが存在すると佐藤氏は続ける。

「メンバーが揃って出演する番組は、それぞれのキャラクターやメンバー同士の関係性を多くの人々に知ってもらうことができる絶好の機会です。金髪の手越さん、赤髪の増田さん、茶髪の小山さん、黒髪の加藤さんというかたちで、ぱっと見で見分けがつきやすく、人数の多いグループと比べると一人一人の名前も覚えてもらいやすい。また、これまでブレイクしてきた先輩ジャニーズは、グループ内のメンバー相関図に面白みを感じられるかどうかが大きかったので、そういった部分がみられるといいのですが。最近では、度重なるメンバー脱退で辛かった時代についてメンバーから語られるようになり、外側から見たNEWS像を知る人は増えました。しかし、NEWSの内側、それぞれのメンバーがそれぞれのことをどう思っているか、ということはまだまだ見えづらい部分ではある。今回の放送を通してそういった一歩踏み込んだグループ性が見えるようになれば、これまで応援してきたファンはもちろん、それ以外の視聴者にも響くものがあるでしょう」

 最後に佐藤氏は、「NEWSが放送直前に直面したアクシデントを乗り越え、成功に導いてくれるはずである」と大きな期待を寄せた。

「放送直前にドラマやコーナーの出演者が一部変更となり、ドラマの代役を小山さんが務めるなど、予期しなかったアクシデントが発生しています。しかし、NEWSはこれまでも多くのピンチを乗り越えてきたグループ。今回も必ず成功で終えてくれるでしょう。彼らにとって今回の大役を果たせるかが正念場。手越さんは本番に強いタイプなので、彼の存在がグループ全体を引っ張ってくれることにも期待したいですね」

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる