>  > JTRが語る、スウェーデン産ポップスの特徴

『Centre Of Everywhere』リリース&来日記念インタビュー

スウェディッシュポップの新星=JTRは、世界の音楽市場をどう攻める?「英ウェンブリー・アリーナで演奏したい」

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 スウェーデン発の3兄弟バンド・JTRが、11月25日にミニアルバム『Centre Of Everywhere』をリリースした。同作はスウェディッシュポップとバンドサウンドをフレッシュに組み合わせたサウンドが特徴的で、日本では“ネクスト・ワンダイレクション”的な人気も獲得しつつある(参考:5SOS、Union J、JTR……ネクスト「ワン・ダイレクション」の座に着くのはどのグループ?)。リアルサウンドでは、先日2度目の来日を果たし、東名阪ライブを行ったJohn・Tom・Robinの3人にインタビューを行い、音楽遍歴から、スウェーデンと日本のポップスの違い、「ジャスティン・ビーバー+コールドプレイ」と話す新サウンドをめぐる話まで、じっくりと語ってもらった。

「シンプルさを演出することも大事」(John)

――まず、3人がユニットを結成したきっかけは?

John:たまたまスタジオで、遊びながら曲作りをしていたら、「Touchdown」という結構いい感じの曲が完成して。それをきっかけに、3人で音楽活動をやってみようかと決めたんです。

Tom:兄弟3人で音楽活動をしているので、お互いのことはよく知っていて、ケンカするときでもすぐに終わってしまう(笑)。いつでも話したい相手や笑い合える相手がいることは、すごくポジティブだと思ってますけどね。

Robin:恋愛の話も平気でシェアしているので、お互いのことは何でも知ってる(笑)。

――3人は兄弟ということで、聴いていた音楽もシェアしているものが多いと思うのですが、それぞれのルーツもやはり同じ?

John:実は全然違うんだ。僕はジョン・メイヤーなどのカントリーミュージック、インストゥルメンタルのギターミュージックなどをずっと聴いていました。

Tom:僕は、幼少期こそ父の影響でロックをよく聞いていたけど、最近はジャスティン・ビーバー、ワン・ダイレクションといったポップスを聴くのが好きかな。

Robin:僕はジャスティン・ビーバーやクリス・ブラウン、ザ・スクリプトかな。でも最近はジョン・ベリオンがお気に入りで。あと、ルーツと言えば、3人とも両親の影響でレッド・ホット・チリペッパーズは聴いていました。

――ちなみに、お母さまはサラ・ルンドバック・ベルさん、お父さまはヘイデン・ベルさんと、二人とも国内外で広く活躍している音楽作家ですが、ポップスの作り方として、何を学びましたか?

John:ホームスタジオにある機材やPCを使って、音楽の作り方を学びました。

――その中で印象に残っている教えとは。

Tom:「曲のレベルはとても大切だ」ということだね。最初は落ち着いた雰囲気でスタートして、サビで盛り上げて、そのあと落ち着く、という構成も。

John:とにかくシンプルにしようという考え方もそう。これはマックス・マーティンをはじめとした、スウェーデンの国内外にいる音楽作家すべてに共通することで、さっきTomが話したレベルもそうだけど、シンプルさを演出することも大事なんだって。

――作詞作曲は3人で行なっているということですが、役割の分担などは?

John:その日によって3人それぞれのクリエイティビティーが違うので、どのパートを誰が作るのかということも異なってきます。アイディアも細かくミックスしていて、誰がどのパートを作ったかを覚えてないから(笑)。だから僕らの楽曲は、3人で一緒に作っているといっても過言ではありません。ただ、僕がアコースティックで作って、それを3人で細かくプロダクションすることが多いかも。

――個々の音楽的ルーツは異なるとのことでしたが、3人が自分の趣味に近い音楽を入れた楽曲を作りたいと思わないのでしょうか。

John:この3人でユニットを続けていく限りは、JTRとしてポップな音楽をやっていたい。もちろん、個々のプロジェクトをやるような機会があれば、それぞれの個性がばっちり出るジャンルの音楽を作るんだと思うよ。

Robin:僕も、JTRで本格的なヒップホップを作るというのは考えにくいかな。

Tom:2050年くらいにはそう思えるようになるのかも(笑)。

――ご両親はともに音楽作家として日本のアーティストに楽曲提供を行ってきましたが、3人もそうするつもりはありますか?

John:作曲をすること自体は大好きなのですが、いまはJTRに集中したいです。ただ、将来的に機会をもらえるならやってみたいとは思ってる。

――それぞれが作家として活動せずに、パフォーマーとしてステージに立った理由はなんなのでしょう。

Tom:僕はもとから人前でパフォーマンスすることが好きでした。

John:僕は、音楽学校には通っていたものの、自分の部屋で一人でギターを弾くようなことしかしていなくて。ただ、一度ステージにあがってから、人前で演奏することの楽しさを知りました。

Robin:僕は幼少期から、家族の前やパーティーなどで仮装したり、コメディアンのように色々なパフォーマンスをして人を楽しませるのが好きで。それが自然と音楽の道につながったのかも。

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