KAT-TUN田口とジャニーズファミリーの“絆” 脱退後の進路は未だ明かされず

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(C)タナカケンイチ

 来春をめどに、KAT-TUNからの脱退、そしてジャニーズ事務所の退所を発表した田口淳之介が、12月16日に放送された『FNS歌謡祭 THE LIVE』(フジテレビ系)に出演。KAT-TUNでの“FNSラスト出演”ということで、注目を集めた。

 今年の『FNS歌謡祭』は、2本立ての番組構成として『FNS歌謡祭 THE LIVE』を新たに企画。“ライブのパワフルさを伝えたい”という趣旨のもと、臨場感溢れるステージを目指した。

 初の試みだったが、番組は大成功。オープニングから迫力溢れるパフォーマンス、そして会場の観客の声援が番組を盛り上げた。アイドルもアーティストも、観客の前では通常よりもさらに輝きを増し、その瞬間でしか見ることのできない化学反応を感じられた。この番組を見て「今度、このアーティストのLIVEに行ってみよう」と思えた視聴者の方も少なくないのではないか。

 そんな中、20周年スペシャルメドレーで後輩グループとコラボレーションしたV6が注目を集めた。KAT-TUNが出てくると、井ノ原快彦がアドリブで田口の持ちギャグ「入口出口田口です!」を叫んだのだ。まるで渦中の田口を勇気づけるかのような言動に、会場のファンはもちろん、テレビを見ていた視聴者の胸を熱くさせた。他のメンバーも思わず頬が緩み、パフォーマンスは一気にハートウォーミングなムードに。ジャニーズファミリーの絆を見た瞬間だった。

 その後、KAT-TUNはデビュー曲「Real Face」と 「KISS KISS KISS」を熱唱。田口の長身を活かしたダイナミックなダンスは素晴らしく、グループを抜けてしまうことへの残念な気持ちが湧き上がる。視聴者の多くもそう感じていたようで、Twitter上でも「みんなやめてほしくないと思ってるはず」「辞めるのやめよう?」など、脱退を撤回してほしいという願いが多くつぶやかれた。

 先日も、田口と中丸雄一がMCを務めている冠ラジオ番組においては、田口の「何かしらの形で世界のてっぺんをとりたい」という発言に対し、中丸が「KAT-TUNでとれよ」とツッコミを入れるなど、メンバーとしても残念さを拭い切れないことが、ファンにとっても気持ちの整理がつかずに時間だけが過ぎているように見える。

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