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『紅白歌合戦』は日本カルチャーの見取り図に? BUMP、ゲス乙女、μ’s、星野源、乃木坂46ら初出場組中心に検証

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 第66回『NHK紅白歌合戦』の出演者が11月26日に発表された。

 今回の紅白は、近藤真彦や今井美樹、X JAPANの復帰組も目立つなか、初出場アーティストとして大原櫻子、Superfly、乃木坂46、μ’s、レベッカ、ゲスの極み乙女。、BUMP OF CHICKEN、星野源、山内惠介、三山ひろしの計10組が発表された。

 今回のラインアップから、紅白歌合戦の現在をどう読み解くことができるのだろうか。音楽ジャーナリストの柴那典氏はこう解説する。

「各局で大型音楽番組が増えていくなかで、その元祖ともいえる『紅白歌合戦』は今回、『ザッツ、日本! ザッツ、紅白!』というテーマを打ち出し、演歌・アイドル・アニソン・J-POP・ロックと各ジャンルを網羅した“日本のポップカルチャーの見取り図”といえるラインアップになっています。今回の発表にあたって、それぞれのメディアで見出しとなっているアーティストが異なることも、その象徴といえるでしょう」

 また、今回初出場組の目玉ともいえるBUMP OF CHICKENや、ゲスの極み乙女。、星野源といったロックファンにも馴染み深いアーティストについて、同氏はこう続けた。

「BUMP OF CHICKENに関しては、NHKが長年出してきたオファーがようやく実った形ですよね。彼らもベスト盤とアルバム『RAY』のリリース以降は、初音ミクとコラボや『ミュージックステーション』への出演など、外とのかかわりを増やしてきました。このタイミングでの出演は、バンド・ファン・番組のいずれにとっても喜ばしいことでしょう。また、ゲスの極み乙女。や星野源といった“ロックフェスのステージに立つアーティスト”がここまで多く出演するのも、時代の流れを感じます」

 続けて柴氏は、各カテゴリにおけるラインナップに“新陳代謝”が起こっているところが多いことを提唱した。

「ジャニーズ勢は近藤真彦の復帰で史上最多の7組とされていますが、近藤を“特別枠”と考えると不動といえますし、同じくLDH勢も3組と昨年のままです。時代の変化を感じるのはμ’sが初出演を果たしたアニソン勢、山内惠介が初出場を果たした演歌勢です。これらは枠として出演者が減っておらず、ジャンル内で若手が台頭していることをNHK側も理解してのブッキングと読めます」

     
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