Sexy Zone・佐藤勝利と中島健人、『ジャニーズ・ワールド』で目覚ましい成長を見せる

 東京・帝国劇場でミュージカルショー『2015新春 ジャニーズ・ワールド』が1月1日より開幕した。ショービジネスに全てを注ぐプロデューサーと、彼のやり方に疑問を持ちつつも共にショーを作り続ける少年が時空を超えて旅をして、地球のすばらしさ・平和の尊さを見つける壮大なスペクタクルショーだ。

 2012年から再演を重ねており、今年もストーリーの流れはこれまでと大きくは変わらない。だが、ジャニー喜多川氏の脳内世界ともいえるこの舞台は、毎年進化を遂げている。スタッフも、演者たちも、いま自分たちが持っているスキルを存分に発揮しているのだ。

 今作では、これまで以上にジャニーズJr.たちの持つスキルがボトムアップし、錦織一清が出演することで重厚感が増加、そして座長を務める佐藤勝利・中島健人の目覚ましい成長を感じられた。

 まず、オープニングから度肝を抜くサークルフライングの起用。キャストが手を繋いで登場するシーンは、これぞジャニーズといった華やかな雰囲気。そして、2020年の東京五輪に向けたコーナーでは、マリウス葉やジェシーをはじめとする国際色豊かなメンバーの美しいハーモニーで観客を魅了。さらに、昨年『ガムシャラ!』でJr.たちが鍛えたフリースタイルバスケ、ブレイクダンス、ファンカッションの技を見せるシーンが新たに加わった。

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