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宇野維正のチャート一刀両断!

音楽業界の常識"ニッパチは売れない"を覆す、ホルモン『予襲復讐』のメガヒット

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マキシマム ザ ホルモン
ROCK IN JAPAN FES.
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予襲復讐
宇野維正
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マキシマム ザ ホルモン『 予襲復讐』(VAP)

2013年08月05日~08月11日のCDアルバム週間ランキング

1位:予襲復讐(マキシマム ザ ホルモン)
2位:MILLION(SPYAIR)
3位:I(いきものがかり)
4位:TREASURE BOX(T-ARA)
5位:アイシテル(シェネル )
6位:イン・ア・ワールド・ライク・ディス(バックストリート・ボーイズ)
7位:イエモン-FAN'S BEST SELECTION-(THE YELLOW MONKEY)
8位:FEEL(安室奈美恵)
9位:XOXO(キス・ヴァージョン)(EXO)
10位:TVアニメ『ガールズ&パンツァー』ファンディスクCD ディープパンツァーCDです! (Various Artists)

 商売人の間でよく言われるニッパチ(2月と8月にはモノが売れない)は、音楽業界においても例外ではない。そもそも8月はアルバムのリリース点数自体が極端に少なくなって、以前音楽誌でディスクレビューのページの編集を担当していた時は、その時期の号だけページ数を減らすなど、いろいろと苦労をしたものだった。

 「リリース点数が少ない=上位にランクインされる可能性が高まる」というわけで、チャートでの実績がまだ少ないバンドは、このタイミングを狙えばチャートの上位獲得も夢ではない。8月7日にサードアルバム『MILLION』をリリースした芸能事務所系のロックバンドSPYAIRは、もしかしたらこの「鬼の居ぬ間に洗濯」のタイミングで初の1位を狙っていたのかもしれない。しかし、鬼はいた。今週、バンドにとって初のアルバムチャート2週連続1位を記録したのはマキシマム ザ ホルモンの『予襲復讐』。今週の週間チャート集計以降、デイリーでも引き続き1位を独走していて、3週連続のトップも現実味を帯びてきた。2013年、日本の夏は、ホルモンの夏となったのだ。

     
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