“けいひな”カップル成立! 半年越しの恋が成就した『もう1度好きになってもいいですか? by 今日、好きになりました。』後半戦

現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。同番組では今年3月まで『卒業編2026』を放送。当時、カップル不成立のまま終わったけいすけ(中村圭佑)×ひなの(瀬川陽菜乃)が再び、運命の恋を見極めるスピンオフ企画『もう1度好きになってもいいですか? by 今日、好きになりました。 』後半戦が、9月14日よりABEMAにて限定公開されている。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム
ひなの、男子を懐かしの“質問攻め” けいすけの曖昧な態度にも納得のいく理由が

長崎県出身。2008年2月6日生まれ。『今日好き』の旅は、番組最多ほぼタイの5.8回を経験(けいすけ曰く、このプサンでの1泊2日は0.8回換算とのこと)。我らが愛し、誰もに愛される“ひなぽん”こと瀬川陽菜乃の旅が今回、正真正銘の終焉を迎えたーー。
先週の前半戦に続く形で、初日夜は韓国料理店に。普段の旅のように横並びでなく、向かい合って食事を囲む姿が、本当のデートのように見えてきてしまう。たしかに、番組恒例の“花くじ”や食事中の席替えがない、“永久2ショット”状態の2日間。それでも、この特別感を生み出している理由はそこになく、むしろふたりの大人びたビジュアルが……というのは、前回も似たようなことを記した気がする。
ところで、さすがに序盤の気まずさも解消されてか。あるいは、好きな相手の前では楽しすぎてお調子乗りになってしまうのか。このあたりから一気に、けいすけがふざけだした。
今回の韓国・プサンは、ひなのが約2年前に最初の旅をした思い出の場所。そこにいま、けいすけとふたりでいることが、ひなのは「不思議な感覚」だという。それに対して、「僕も不思議。フった相手とデートしてるの」と、明らかにこの状況をイジりだしている。“それ、自分から言うパターンあるんだ?”と思っていたところ、ひなのがまったく同じツッコミをしてくれたし、本当に別れたカップルのようなやりとりでもある。これも前回もう書いたところか。
ここから本題に踏み込んだのは、ひなのの方。「まだお互いの気持ち、聞けてないから。楽しいけど……」と切り出す。が、けいすけは「深刻な感じ?」とちょけるのみ。それでも「ねぇ、いま深刻だったじゃん! 言わなくていいし(笑)」と、ひなのがご機嫌なときの“〜し”という語尾が出てきたあたり、いい雰囲気のままなのは間違いない。少なくともけいすけの屈託ない笑顔からは、ひなのへの気持ちがもう溢れ出ている。
それでも、ひなのは続ける。なぜなら前回、しっかりとフラれているから。けいすけから「なんていうの、“そういう感情”があって、今日一日過ごしてた」と、好意の匂わせと、おそらくはこの旅の最後にちゃんと、告白の時間があると予告されながらも、その前後に「“楽しい”で終わりなの?」「気づかないよ、言わなきゃ」「(前回の旅を終えて後悔して)遠回りしたってこと?」と、曖昧なままの行間を優しい質問で埋めていく。まるで、自分が納得して、告白に向かう準備をするためであるかのように。
一方、けいすけのこうした曖昧さにも、ちゃんと理由があった。「ひなちゃんをいちばんに考えているからこそ、言葉選びとか、慎重になっちゃってた部分がある」。かつての旅で傷つけてしまった過去があるからこそ、今回は初日から明確に“好き”だとは伝えなかった。だからこそ、この直前のエアホッケー対決で勝利したご褒美の“わがまま”には、明日に伝える真剣な想いに、ひなのも真剣に応えてほしい、というものを選んだのだった。
ひなの「お疲れうちら、ありがとうプサン」 けいすけ、1億点満点の彼氏になれたのか?

翌朝。ひなのが「もうあの“赤”がね、頭から離れないよ」と嘆いた通り、ふたりが集合したのは、彼女が『プサン編』で当時、恋した男子を見送り、ひとりでパンをやけ食いした思い出の赤色ベンチの横。そんな彼らがこれから食べるのも、パン。さすがにこのベンチではなく、前回の『卒業編2026』と同様、海辺に腰を下ろして朝食を摂るとのことだ(あの頃、けいすけがパンを大量に買い込んできたのがすでに懐かしい)。
そこから、ひなののエモーショナルな懐古が。『今日好き』の旅は、参加すればするほど緊張があった。「でも戻りたいな、高校生」「戻れないけど、楽しかった」と、卒業生だからこそな言葉が我々の涙を誘う。そんな場面でけいすけが最後に用意してきたのは、ひなのへのいわば約半年越しの“お返事”。前回の旅で彼女がしたのと同じように、いまの気持ちを手紙に込めてきてくれた。
「今度は、アメリカのニューヨークに行きたいです」。ひなのも覚えていてくれていたが、気づけばふたりで行きたい場所が、フランス・パリからニューヨークに変わっている。この後、幸せになって一緒に行ってくれ。「ひなちゃん(ひなの)はどこに行きたいですか?」。答えは、ニュージーランド。いや、同じことを言ってしまうが、早く幸せになって一緒に行ってくれ。「あんまり自分の想いを言葉にするのが得意じゃない僕ですけど、ひなちゃんには、ちゃんと伝えたいです。だから、いまここで告白させてください」。
急展開。まだ2日目も始まったばかりだし、朝食も食べたばかり。手紙だって受け取ったばかりの“ばかりだらけ”で、「これ何十回もいま読むのはだめ?」と、ひなのも“準備できてないでーす”の混乱モード。だけども「ちょっと待って〜」と、最後までけいすけに振り回されても笑顔なのはなぜだろうか。理由はもう、わかっている。
「遠回りしちゃったんですけど、自分の気持ちに気づくことができました」「ひなちゃんをこれから傷つけないし、ひなちゃんを僕が幸せにします。ひなちゃんの初彼氏は僕がいいです。大好きです、付き合ってください」

けいすけの告白に、ひなのはどう返したか。「んーっと、顔をあげてください。まず2日間、ありがとう」「けいすけくんの気持ちがわからなかったから、すごい楽しみにしてプサン来たのね。で、最初はめっちゃ楽しくて……自分ももっと、けいすけくんと一緒にいたいなって思いました。ひなも大好きです!」。……ついに、ついに、カップル成立!
けいすけはまだ高校生ながら、お互いに真剣に告白をしながら、同時に『今日好き』を卒業して、その“なりきり”や“ごっこ遊び”をしているような余裕な空気感があったし、成立後すぐのけいすけの言葉が「わがままを言え」という独特な言い回しでの愛情表現だったのも面白い。ひなのもまた「ぎゅ、お願いします!」と擬音つきで握手した後、「お疲れうちら、ありがとうプサン」と、この土地にまで軽いノリを労いをするなど、本当に最後までふたりらしい雰囲気だったのに救われる。
なにより、ひなのが告白直前、けいすけから受け取ったばかりの手紙を風に煽られて吹き飛ばされたシーン。前回の『卒業編2026』で、けいすけが去り際、ひなのからの手紙を砂浜に“ぽすっ”と落としていったのと瓜二つだった。赤い糸で結ばれた者同士が付き合うとき、こうした運命的が偶然がたびたび起こるもの。やはり、恋の神さまは見ていたのだ。

最高だったのは、これだけではない。最後にスタジオに映されたふたりのカップルショットの背景が『卒業編2026』当時のカラーリングだったり(2025年度は各シーズンごとにカラーがあり、『卒業編2026』ではそのすべてを集結させていた)、成立BGMが約半年前に挿入歌としての役目を終えた幾田りら「パズル」で、歌詞に出てくる〈遠回り〉が、まさにひなのから前日に出てきた言葉そのままだったり。泣かせる演出ばかりである。
この投稿をInstagramで見る
今日好き@ABEMA 公式Instagramより
あるいは、今回の旅を「けーくんと付き合えたから?」「無量大数点」「1億点満点の彼氏になってな」と、旅の最後を『卒業編2026』同様に笑顔の採点で締め括ったり、本人らも気づいていなかったかもしれないが、この1泊2日を通して初めて、ひなのからのけいすけの呼び方が、当時と同じ“けーくん”呼びに自然と戻っていたり。実はオンエア冒頭にあった、けいすけが『卒業編2026』でひなのをフった直後のインタビューすら、約半年ぶりに初めて世に出たものである。なんというかもうーー安心感と、感動。これが『今日好き』最終話だったとしても、この場でそれを受け入れようと思う(もちろん、番組は今後も続いていく)。
いま、このカップル成立の重みをしっかりと感じていたい。 そう、この重みは、彼ら“けいひな”カップルだけが背負っている重みではない。我々、一人ひとりがしっかりと受け取るべき重みなのだ。 約2年間で、5.8回にも及んだ旅。こんなにも、克服すべき受難に満ちた祝福をありがとう。けいすけ、ひなの。俺たちはやるよ。そして瀬川陽菜乃さん、素敵な時間を本当にありがとうございました。尊敬と、心からの感謝をこめてーー。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム



























