『ラヴ上等』ならではの面白さ、元カノ大集合な韓国発の激ヤバ番組とは? 夏休みに見たい配信番組3選【恋リア編】
海に花火に旅行にフェス――夏は恋が生まれそうなイベントが目白押し。とはいえ、酷暑が続く日は、涼しい部屋で誰かの恋模様にどっぷり浸かるのも悪くない。そこで今回は、夏休みに一気見してほしい恋愛リアリティーショー3作品をピックアップして、それぞれの見どころを紹介していく。
『ラヴ上等』シーズン2(Netflix)
元暴走族総長や元ヤクザ、少年院出身者など、社会のはみ出しものとして生きてきたヤンキーたちが、共同生活を送りながら本気(マジ)の愛を追求していく純度100% 危険度120%の純愛リアリティーショー。
MEGUMIが企画・プロデュースを担当している時点で「絶対面白いじゃん……!」と思ったのだが、その期待をはるかに上回る面白さ。血の気がたっぷりすぎて、「これは、大丈夫なのか」とハラハラする瞬間もあるが何が起こるか分からないところも含めて、『ラヴ上等』のガチンコさがうかがえる。
現在配信中のシーズン2でも、最初から「このクソガキ」「女だからってなめられたくないね」「そういう男はマジで殺したい」「もう血祭りでしょ」など、一般的な恋リアでは聞いたことがないような物騒な言葉が飛び交う。薬物検査などの事前検査から始まるあたりも、『ラヴ上等』だなという感じだ。
さらに、ひとたび揉め事が起これば、恋愛どころではない緊張感が漂うことも。さっきまで恋の行方を追っていたはずなのに、いつの間にか「頼むから、誰もキレないでくれ」と祈るような気持ちで画面を見つめている。しかし、すべての感情をむき出しにする彼らだからこそ、すぐ喧嘩になる一方で、誰かを好きになった時のまっすぐさも際立つ。この“振れ幅”こそが、『ラヴ上等』ならではの面白さだと思う。
『元カノと4者メン談』(ABEMA、Hulu、FOD、DMM TV)
『元カノと4者メン談』は、ひとりの男性が3人の元カノを招待して、“4者面談”を行うという、韓国発の激ヤバ恋愛リアリティーショーだ。「誰かと復縁する展開ってあり得るの……?」とハラハラしながら再生ボタンを押したら、これまた面白い。気づけば、次から次へとエピソードを再生していた。
最初の依頼人のチェ・ソンフンは、誰もが認めるイケメン。しかし、これから恋が始まるというタイミングで相手にダサい姿を見せてしまうことが多いらしい。「自分の問題点を把握して、生まれ変わりたい」との思いから、この番組に乗り込んできた。

そもそも、元恋人同士が再会するだけでも気まずい空気が流れるのに、そこに複数の元カノたちまで集結したら、何も起こらないわけがない。交際中、ソンフンからかけられた甘い言葉をひとりが明かせば、もうひとりは「ほかの人にも言ってたんだ……」とショックを受ける。自分だけに向けられていたと思っていた言葉が、まさかの使い回しだったなんて知りたくないし、普通なら知らないまま終わることのほうが多い。
ところが、この番組ではそうはいかない。本人たちからすればたまったものではないだろうが、観ている側からするとこの“元カノ大集合システム”はかなり面白い。普通に生きていたら、ひとりの人間の恋愛遍歴をこんなふうに横並びで見る機会なんてそうそうないので、「えっ、この子とあの子でタイプ違くない?」などと、あれこれ考察できるのも興味深かった。
『神がかりの恋愛』(U-NEXT)
MZ世代の男女8人の占い師が集結し、自らの占術で運命の相手と真実の恋を見つけ出す、韓国の番組『神がかりの恋愛』。細木数子の『ズバリ言うわよ!』(TBS系)からはじまり、現在は『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)を毎週チェックしているほど占い番組が好きなわたし。占い×恋愛リアリティーショーなんて観ないわけにはいかない! と早速再生ボタンを押してみた。
この番組の面白いところは、人の運命を占う側の人たちが、自身の恋愛に占いを持ち込んだらどうなるのかをのぞけるところだ。「この人とは相性がいい」「運命の相手かもしれない」と占いで出たとしても、実際に心が惹かれる相手は別だったりする。そうなった時に占いを信じるのか、それとも自分の気持ちに従うのか――。その間で揺れ動く姿が、なんとも面白い。
また、本番組に出演する占い師は、霊媒師・占星術師・四柱推命占い師など、流派が異なるため、占い結果もさまざま。自分は運命の人だと思っていても、相手からしたら「うーん」だったりもする。お互いに運命を占えるからこそ、気持ちだけで突っ走ることができない。
また、占われていると思うと、自分の気持ちが見透かされてしまっているように思えて、ヘタな駆け引きもしづらいだろう。実際に、霊媒師のひとりが「よく“名家の何代目”という方がいますが、先祖を霊視するとみんな農家でした(笑)」と話していて、思わずゾワっとした。『神がかりの恋愛』は、恋愛のドキドキとは別の意味でも、緊張感のある恋リアである。
暑い日は涼しい部屋で、“恋リア三昧”。そんな夏休みも、悪くないっ!






















