年商2億経営者が涙 がんを患った父と5年ぶりに再会、その第一声は――『CELEB SECRET』#7
華やかなセレブ生活の裏側には、どんな秘密が隠されているのか――。各国で活躍する4人の日本人女性の素顔と葛藤に迫るABEMAのドキュメンタリーシリーズ『CELEB SECRET』。スタジオMCは指原莉乃、満島真之介、河野純喜(JO1)、松井ケムリ(令和ロマン)。
ゲストの森泉とともに届ける#7のテーマは「もっと連絡しておけばよかった」。物語は、それぞれが人生の転機と向き合う局面へと進んでいく。
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進学かアーティスト活動か――「サマンサタバサ」最年少デザイナー・LARAに迫る決断
まずは、「サマンサタバサ」の最年少デザイナーを務めた現役医大生のLARA。フランスでは、ファッションブランド「ジャン=ポール・ゴルチエ」のデザイナーで、7年来の友人・ソフィーとフランス語で語らい、パリのファッションショーで披露した手書きドレスを「クラフトマンシップを感じるわ」と絶賛される。同時に、「もっと高みを目指せるわ」と背中も押された。
その後、福島を訪れた彼女は、絵本『スカッフィとミスプードル』の発売を記念し、「2025準ミス・ワールド日本代表」のたすきをかけて子どもたちに読み聞かせを行う。ミス・ワールドは外見だけではなく、社会貢献活動を重視する「Beauty with a Purpose(目的のある美)」を理念に掲げる国際大会としても知られる。「みんなにエネルギーと元気を与えたいから絵を描いている」と語る彼女の姿からは、アーティストとしてだけでなく、人の心に寄り添いたいという思いも伝わってきた。
しかし、東京・伊勢丹新宿での展覧会の打ち合わせでは、ギャラリー側から「販売する以上、丁寧さやクオリティーが求められる」とシビアな現実を突きつけられる。趣味の延長では許されない、プロとしての覚悟が問われるのだ。大学卒業に必要なインターンで訪れた美容外科クリニックでも、理事長から「医者になるなら早いほうがいい」と諭される。アートに時間を注げば医学の勉強は遅れ、医学を優先すればアーティストとしてのチャンスを逃すかもしれない――。
ここでLARAは、重い事実を打ち明ける。サマンサタバサの仕事も、医学部への進学も、実は自分で選んだものではなく、親の勧めに従ってきたのだという。資金を出し、最善を考えてくれる親に「ノー」とは言えなかった。恵まれた環境で育った子どもほど、親の敷いた道と自分の意志の間で揺れる――これは、世界のセレブリティの子女がしばしば直面するテーマでもある。
どの道を選ぶのか、人生で初めて、自分の意思で進む道を選ぶ局面を迎えた今、以前、MONAKOが「若い今しかできないことをやりたい」と語っていた姿を思い出し、自分が本当に進みたい道を意識するようになっていた。
年商2億のうれしのちゃん、5年ぶりに父と再会で涙
そして今回の主役は、美容医療ツーリズム事業で年商2億円を誇る敏腕経営者・うれしのちゃんだ。夫に背中を押され、5年ぶりに父と再会する。千葉県・柏にある料亭の個室に先に着いた彼女は、「何を言われるんだろう」と緊張を隠せない。SNSやビジネスを始めた頃に否定された記憶が、今も彼女を身構えさせていた。
だが、現れた父の第一声は、穏やかな「久しぶり」だった。5年ぶりに父の姿を見た瞬間、張り詰めていた表情がふっとほどけ、自然と笑みがこぼれるうれしのちゃん。がん闘病を経て痩せた父の姿に胸を突かれる彼女に、父は優しく語りかける。
「元気そうでよかった。もう少し連絡が欲しかったね。心配だったよ」
彼女が素直に謝り、今している仕事について語ると、父は安堵し「人に迷惑をかけなければいい」「これからが楽しみだね」と応援の言葉をかける。「AVやっているのか」と絶縁するきっかけとなった言葉を発した母とは、まだ連絡を取る勇気はないという彼女に、父は押し付けることなく「会ってみたら」と優しく言葉を返した。
とりわけ印象的だったのは、父が娘の写真を持参していたことだ。家族に「もう捨てたら」と言われても、写真好きの父は、段ボール一箱分もの娘の記録を手放さなかった。
さらに、うれしのちゃんを私立小学校に入れたのも、「一生付き合える友達ができたら」という願いからだったと明かされる。厳しい教育方針に、そんな思いがあったことを初めて知ったうれしのちゃんは、涙ながらに「ありがとう」の言葉を繰り返した。
「(恵まれた)教育(が受けられたこと)もそうだったけど、私は愛されてきたんだな」
食事の前とは別人のように、父とホテルの庭園を歩く彼女の表情は穏やかだった。自分が考えすぎていたことに気づき、いつか自分に子どもができたら、努力して歩み寄りたいとも語る。
5年間の空白は、一度の食事ですべて埋まったわけではない。それでも、「もっと連絡しておけばよかった」という後悔を、これからの関係を築く希望へと変える時間になったことは間違いない。今回のタイトルが、静かに胸に響いた。
次回はいよいよ最終回。お台場のプライベートクルーズに、うれしのちゃんほか3人が集結し、それぞれが未来への決断を語る。LARAは医師かアーティストか、サチは起業して子どもに誇れる母親になるという夢、MONAKOはインフルエンサーとしてさらなる高みへ――。彼女たちの“シークレット”は、どんな未来へとつながっていくのか。
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