JO1、二度目の東阪ドーム公演に至るまで 『「未完成」-Bon Voyage-』から辿るグループの成長過程
グローバルボーイズグループ・JO1がライブツアー『JO1DER SHOW 2026 ‘EIEN 永縁’』を開催中だ。4月8、9日に東京ドーム公演を終え、22、23日には京セラドーム大阪での公演を控えている。どちらの会場も彼らにとって二度目の開催だ。
本稿では、昨年の初の東京ドーム公演『JO1 DER SHOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’ IN TOKYO DOME』の裏側に迫った同年夏公開のドキュメンタリー映画『JO1 THE MOVIE「未完成」-Bon Voyage-』(Hulu、Pirme Videoなど各VODサービスで配信中)を振り返りながら、グループの成長過程を見ていきたい。
川尻蓮「やってることと中身が伴ってない」と厳しい自己評価も……河野純喜は「素敵なチームになってきてる」
2020年3月のデビュー当時、彼らのスタートダッシュを阻んだコロナ禍がようやく落ち着いてきたこの数年。川尻蓮は「自分がデビューする前に思い描いていたアーティストの動きではなかったことがほとんどだったので、それがあっての今のJO1かなと思いますね」と分析。「(コロナ禍が明けて)いざいろんな活動ができるようになって、ツアーもできるようになって、お客さんを呼べるようになって、言い訳ができなくなったというか、今はやってることと中身が伴ってないなというのはあります」とグループの現状を厳しく見る。
一方で、河野純喜は「“自分の意見だけは譲らず言おう、言える環境を作ろう”っていうのは、リーダーの(與那城)奨くんがずっと言ってたので、そうなってきてるなとは本当に思いますね」と発言。2022年3月公開のドキュメンタリー第1弾『JO1 THE MOVIE「未完成」-Go to the TOP-』の頃のチーム感と比べ、「素敵なチームになってきてるなとめっちゃ感じます」と、近年のグループの雰囲気の変化を誇らしげに話した。
また、川西拓実の「少しでもJO1が世界に行くために自分ができることがあるならやりたいなっていう。僕がJO1を世界に連れて行きたい。それが一番ですかね」という責任感溢れるコメントも印象的だ。
さらに、ライブ中に音源が止まった際にJAM(JO1のファンネーム)が自然に歌い出したり、マイクトラブルでアンコールが遅れた際に、JAMが『「未完成」-Go to the TOP-』の主題歌「飛べるから」を歌って待ったりと、ファン全体の温かさが感じられるシーンも多くあった。河野が「この人達を裏切ったらあかんなと、あらためて思いました」としみじみと語ったように、JAMとの絆や思い出もさらに深まっているようだ。
世界進出で強まった“グローバルグループ”としての自覚と実感
彼らの発言からも、「初の東京ドーム単独公演」という大きな夢をひとつ叶えたことにより、メンバー一人ひとり“このグループでトップを目指す”という意識がさらに強まっていることがわかる。
なおJO1は、初のドーム公演開催前の昨年2月から3月にかけて、台北、バンコク、ロサンゼルス、ニューヨーク、北京、ソウルの世界6都市をまわる初のワールドツアー『JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’』を経験。
そのほか、3月には、アメリカ最大の音声プラットフォーム「iHeartRadio」が主催する音楽授与式『iHeartRadio Music Awards 2025』のレッドカーペットイベントに日本アーティストとして初めて参加している。各国でパフォーマンス経験を積んだことにより、“グローバルグループ”としての自覚と実感も、より強まったのではないだろうか。
その後、同年12月にはアメリカ最大の年末音楽フェス『2025 iHeartRadio Jingle Ball Tour』や、Apple Music 1で世界同時生配信されているラジオ番組『Holiday Radio Takeover Hour』に日本アーティストとして初出演。今年3月には、アメリカ最高峰の音楽賞『iHeartRadio Music Awards 2026』の「World Artist of the Year」部門に日本人アーティストとして初めてノミネートされるなど、世界に向けてその存在感を示している。
JO1DER SHOW 2026 'EIEN 永縁'
IN TOKYO DOMEー
DAY1 📸
ー#JO1 #JO1DER_SHOW #EIEN pic.twitter.com/rroaoc1Kfs— JO1 (@official_jo1) April 8, 2026
ライブ会場が大きくなるにつれて演出のアイデアの豊かさやパフォーマンスの迫力が増していることもさることながら、突然のハプニングにも臨機応変に対応するフレキシブルさ、ステージで感情を露わにしてアレンジを加える余裕なども出てきているように見えるJO1。『JO1 THE MOVIE「未完成」-Bon Voyage-』で彼らの成長過程を知ることで、次の京セラドーム大阪公演もより楽しめるだろう。























