JO1が「日本一のパフォーマンスグループになる」までの過程を追う YouTube番組『PROCESS JO1』 始動によせて

 7月2日、JO1のYouTube番組『PROCESS JO1』 が配信された。JO1が年始に決めた目標は「日本一のパフォーマンスグループになる」。日本一になりたいと口にするのは簡単だが、実際に日本一になるのは難しい。『PROCESS JO1』 は、日本一になるために日々どういうことを考え、どういう風に取り組んでいるのか。 頑張っている過程をYouTubeに記そう、という試みがこの企画だ。 JO1の努力の過程を記したドキュメンタリーと言えるだろう。

 EP.01のタイトルは「2021年 日本一のパフォーマンスグループになる」。映像は、今年2月に出演した韓国の人気音楽番組Mカウントダウンの前日に撮影されたもの。プロデューサーがメンバーを集め、1時間ほどMTGした様子が約9分の動画に収められている。

 メンバー同士の話し合いで特に印象的だったのは川尻蓮の「豆(豆原一成)が真ん中にいるときと俺が真ん中にいる時って全体で見た時に違く見える。それが11個あったらよくね?」という言葉。JO1は、豆原一成がセンターとしてデビュー。その後川尻蓮、川西拓実、河野純喜とセンターが引き継がれていった。JO1の曲では、センターは決まっているが、 センターが真ん中にい続けるわけではない。センターに来ると一気に全体の華が増すしメンバーもいれば、儚さの中に強さが見えるメンバーもいる。センターが11通りあれば 出来る曲の幅も広がり 、何よりメンバー1人1人を最大限活かしたパフォーマンスが出来るだろう。

 『PRODUCE 101 JAPAN』ではトレーナーのレッスン風景が放送されていたが、デビューしてからどのような指導を受けているかは 映像として見たことはなかった。ダンスプラクティスではなくレッスン風景を公開してくれるグループはあまりない。以前、NHK『 SONGS OF TOKYO』 に出演した際、金城碧海が日本と韓国の歌い方の違いを話していた。歌のレッスンの際は、まず日本語の発音を直され、普通にJ-popを歌うよりも息を多めに歌うという。ほか にもJO1の歌やダンスにはいくつもの工夫が凝らされているのだろう。メンバーがレッスンを経て、曲が完成していく過程を見られるのが楽しみでしかたない。

 成長の過程が見られるのは、日本のアイドルファンと相性がいいのではないかと考えられる。韓国はデビューの時点で完成されたアイドルグループだが、AKB48が代表されるように日本はファンと一緒に成長するというスタイルが多い。特にJO1は『PRODUCE 101 JAPAN』 というオーディション番組出身。オーディション中は、パフォーマンスだけではなく、練習中の姿に魅了されたファンも多いと予想される。JO1とドキュメンタリーは相性抜群だろう。

 7月9日に公開された『PROCESS JO1』 EP.2では、各々がYouTubeでやりたい企画を発表するYouTube会議の様子が配信された。鶴房汐恩は「厄払いに行きたい」、川尻蓮は「ヒット祈願したい」、金城碧海は「100の質問がしたい」、大平祥生は「ハンディで動画撮って作りたい」、川西拓実は「リリックで攻めたい」、與那城 奨は「JO1パーカー作りたい」、白岩瑠姫は「JO1の楽曲をバンドバージョンにしてやりたい」と意見は多種多様。動画後半では大宮八幡宮にお参りに行く様子が観られる。

 EP.02で印象的だったのは、全員意見が違うのに誰も否定をしないこと。「確かにそういうのもいいな」と肯定したり、さらに意見を膨らませたりと全員がJO1をもっと盛り上げよう、より良くしようという姿勢が見えた。メンバー全員の個性を受け入れ、活かせるJO1ならば日本一のパフォーマンスグループになれるのではないだろうか。今後の『PROCESS JO1』 にも期待したい。



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