20年以上前にもらった黒のパンプスが新品同然に? 丁寧すぎる革靴修理&クリーニング動画に視聴者感心
革靴の修理やクリーニングなどを行う動画が人気のYouTubeチャンネル「革は食べられないch」が3月22日、購入から20年以上が経過したボロボロのパンプスを修理する動画を公開した。
「革は食べられないch」は、革靴を中心とした様々なタイプの靴を修理・クリーニングする模様を、機械音声の2次元キャラクター「靴修理屋ゆかり」の解説付きで紹介するYouTubeチャンネル。チャンネルが始動したのは2019年10月で、動画の総本数は41本。更新頻度は決して多くないものの、再生回数10万を超える動画も多く、中には100万に達する動画もあるなどアベレージが高く、登録者数は8.53万人を数える。
「20年以上前に頂いた大切な靴を直します!【sophia collection】」と題した動画は、知人から預かったシューズブランド「sophia collection」の黒いパンプスのフルメンテナンスを行うという内容。このパンプスは20年以上前に知人が大切な人からプレゼントされた靴とのこと。しかし劣化が進み、とても履ける状態ではなかった。そこで、知人からの「直せる部分は全部直したい」というオーダーを受け、クリーニングから各パーツの交換まで徹底的に修理を行うこととなった。
最初に取り掛かったのは分解作業。古くなって崩壊寸前だった踵のゴム、ひび割れた合皮の中敷き、その下のくたびれたスポンジ・厚紙などを取り除いたほか、ヒール交換の専用工具「ネールヒーター」で釘を熱し、周りが少し溶けて緩くなったところでヒールを「パキッ」と取り外す。靴修理屋ゆかりは「この瞬間は靴修理屋ならみんな好きなはずです」と語る。
続いての工程はクリーニング。衣類用洗剤「アクロン」を使用し、それでも落ちない汚れは超音波クリーニングガンでこそげ落としていく。さらに、破れていたヒールの巻き革を剥がして新しい革に貼り替え、滑りやすくなったソール(靴底)には耐久性の高いサーモポリウレタン製のハーフフラバーを貼り付けて補強した。そこから踵にはゴム製シート、靴の中にはクッションスポンジおよび自作の中敷きを新たに装着。そして、 つま先の傷を補修用着色クリーム「レノベイティングクリーム」で補修し、靴クリームで全体を磨き上げれば完成だ。
修理料金は合計1万6500円(税込)。今回のように状態が悪い箇所をすべて修理するとなると、パンプスによっては1足ないし2足の新品が購入できてしまうほど費用がかさむ。けれども、大切な人にもらったものは替えが効かないため、靴修理屋ゆかりは「修理という選択肢もありだと思います」と私見を述べた。
本動画に対し、コメント欄には「20年以上前の靴でも履けるようになるんだ…これで15000円って安くね!?」「こんなに丁寧にやってくれるなら全然安いよ」「20年以上も前に大切な方に頂いたという靴 という話だけで心が温かくなる」などの声が寄せられている。

























