発売即完売の新発想コーヒー食品 UCC「YOINED」とカクテルのペアリング、その余韻を贅沢に楽しむ

話題の“飲まないコーヒー”を知っている?

 UCCが20年の歳月を費やして完成させた“飲まない”コーヒー食品「YOINED(ヨインド)」。2023年の限定発売以来、年々評価を高めるこの「YOINED」が「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」に登場。しかも“特別なカクテルと共にペアリングを楽しむ”という粋な趣向での提案だ。

 コーヒー専業メーカーのUCCとザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町がコラボレートと聞けば、「なぜ?」と思われるかも知れない。しかし両社は“五感に働きかけ、記憶に残る体験を届ける”という共通点がある。それは一杯のコーヒー、宿泊から得られる体験という価値であり、いわばいずれも“かたちのない嗜好品”である。

コーヒー豆を味わい尽くす……「YOINED」とは何か?

 UCCが2023年11月に発売したコーヒー食品「YOINED」は、2024年末、2025年末~現在と期間限定でリリースしてきたが、年を追うごとに争奪戦の様相を見せるほどの人気を集めている。ちなみに今シーズンは予約期間1週間の販売数が昨対比160%だったという。

 では「YOINED」とはなにか、と言えば、飲まないコーヒーであり、食べるコーヒーとも言え、くくって言えば「コーヒー食品」である。しかし、その見た目からコーヒーチョコレートだと思うのは早とちり。なぜなら「YOINED」はカカオを一切使用していないからだ。

 「『YOINED』はチョコレートとほぼ同じ製法で作られますが、カカオ豆ではなくコーヒー豆を、カカオバターではなくコーヒーオイルを原料に使う点が異なります」とは、UCCジャパンで本製品ブランド担当の小坂朋代さん。

UCCジャパン YOINEDブランドマネージャー/小坂朋代氏
UCCジャパン YOINEDブランドマネージャー/小坂朋代氏

 見た目はもとより、その食感からしてもチョコレートに近しいのだが、口から鼻に抜けるコーヒー香が「YOINED」の本領。一枚食べると、まるでコーヒーを飲んだ後のような余韻がある。なんだか、奇妙な気持ちだ。

 そんな個性をもつ「YOINED」の最新バージョンではコロンビアとグァテマラのコーヒー豆を使用。「YOINED」による“コーヒー豆産地食べ比べ”を提案している。コロンビアは「パイナップルやマンゴーのような最高にトロピカルな余韻」を打ち出し、グァテマラは「オレンジとキャラメルをあわせたようなやわらかなコーヒーの酸味の余韻」がウリだ。

 「YOINED」では2024年より“お酒とのマリアージュ”を提案しているが、そのさらなる進化版が2月14日までの期間限定となる「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」のふたつのバーでのペアリングカクテルメニューだ。

ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町

余韻ある一枚、個性ある一杯をBARで楽しむ

 「YOINED」(グァテマラ)とのペアリングカクテルは「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」バーテンダーの今成豊さんの作品だ。

「YOINED(グァテマラ)ならではのオレンジとキャラメル、ナッツの余韻や香りに浸りながらトリュフの高級感あるインパクトをスコッチでお楽しみいただきたいと思います」(今成さん)

ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 「Sky Lounge Levita」「The Bar illumiid」バーテンダー/今成豊氏
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 「Sky Lounge Levita」「The Bar illumiid」バーテンダー/今成豊氏
Truffevardier Pairing with YOINED(Guatemala)/税込価格3600円(+サービス料15%)
Truffevardier Pairing with YOINED(Guatemala)/税込価格3600円(+サービス料15%)

 他方「YOINED」(コロンビア)でのペアリングカクテルを担当したのは、UCCコーヒーアカデミー講師、バリスタの土井克朗氏。

「コーヒーは果実である、という原点的な気づきがテーマにあります。日本酒をベースにコロンビア豆の複雑な余韻と合わせ、コーヒーチェリーのアクセント、コーヒーの風味を引き立てるスモークなどでコーヒー愛を表現しています」(土井氏)

UCCコーヒーアカデミー東京校専任講師/土井克朗氏
UCCコーヒーアカデミー東京校専任講師/土井克朗氏
ORIGIN Pairing with YOINED(Columbia)税込価格3600円(+サービス料15%)
ORIGIN Pairing with YOINED(Columbia)税込価格3600円(+サービス料15%)

 「YOINED」と共にカクテルを楽しめる空間そのものにも、目を見張る価値がある。そこは「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」35階のふたつのバー、「Sky Lounge Levita」と「The Bar illumiid」だ。

 前者は浮遊感をテーマにした2フロアの吹き抜け空間で、滝をイメージしたガラスアート越しに都心の景色を眺められるカクテルラウンジ・バー。後者は重厚感に満ちたオーセンティックなバーで、大人の隠れ家的空間と言える。

「Sky Lounge Levita」
「Sky Lounge Levita」
「The Bar illumiid」
「The Bar illumiid」

 今回、編集部は後者「The Bar illumiid」での発表会に参加したが、どっしりと落ち着いた雰囲気の空間とバーテンダー・今成氏のきびきびとした所作のコントラストに、たちまち“酔い心地”を味わった。
 さながら一世紀以上前のロンドン……シャーロック・ホームズが、ジョン・ワトソンとともに兄のマイクロフトに会うために訪れるダイオゲネス・クラブとはこんな空間だったのだろうか、と瞬間、夢想させるような、都心の異空間・時空間である。一枚と一杯の余韻に浸るにふさわしい、贅沢な空間と言えるだろう。

 唯一残念なのは、ここで「YOINED」とオリジナルカクテルを楽しめるのが2月14日までの期間限定であること。また「YOINED」の販売自体3月末の終了予定だが、数量限定品につきなくなり次第終了であることだ。「是非に!」と熱望するコーヒーラヴァーにとっては、とり急ぎのオーダーが大正解。

 このチャンス、ゆめゆめ逃すことなかれ……。

「コーヒーラヴァーの皆様のご体験をお待ちしております」と今成氏(右)と土井氏。
「コーヒーラヴァーの皆様のご体験をお待ちしております」と今成氏(右)と土井氏。

●関連情報

UCC「YOINED アソート6P(コロンビア、グァテマラ)」
税込価格3240円
UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/

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