かつてクレーンゲームの景品になっていた小さなフグ、実際に飼育すると? 細やかな解説動画に反響

 生き物系YouTubeチャンネルの「エマスちゃんねる」が2025年12月12日、かつてクレーンゲームの景品にもされていたミドリフグを飼育する動画を公開した。

 「エマスちゃんねる」は生き物系YouTuberのエマスが運営するYouTubeチャンネル。スーパーや鮮魚店で購入した瀕死の魚介類を自宅の水槽で復活させて飼育する動画が人気を集め、登録者数は42.6万人を数える。

 「UFOキャッチャーで景品にもなっていたフグをペットにすると..」と題した動画でフィーチャーしたのは、ミドリフグだ。2000年代前半頃、水槽仕立てのクレーンゲーム機に放たれたロブスターや伊勢海老をアームで捕える「サブマリンキャッチャー」が話題を呼んだことを皮切りに、水生生物を景品に据えたUFOキャッチャーがちょっとしたブームになった時期がある。特に、小瓶に入った生き物を獲得するタイプのクレーンゲームは当時ゲームセンターや商業施設によく設置されていた。その景品としてウーパールーパーやベタなどとともに、小瓶へ投入されていたのがミドリフグだった。

 動物愛護の観点から批判も多く、今では見かけなくなった生き物のクレーンゲーム。エマスはその点にも配慮しながら、このプライズゲームをきっかけに熱帯魚飼育をスタートさせた人も少なからずいただろうと振り返り、「実は私もその一人」と明かした。幼少期から生き物は好きで飼育していたというエマスだが、「フグ飼育に目覚めたのはUFOキャッチャーで獲ったミドリフグがきっかけ」だったそうだ。

 そんな幼少期の思い出を語りながら、今回はミドリフグを熱帯魚ショップで3匹購入。当時を再現するために、そのうちの一匹を小瓶に入れて観賞した。愛嬌のあるぷくっとした顔を揺らしながら小さなひれをバタバタと動かして泳ぐその姿にエマスは「見てくださいよ。このフグちゃん。可愛い! まん丸くて可愛いですよね」と大興奮。ちなみに、クレーンゲームの景品として小瓶で密封されていたにもかかわらず、ある程度生存できていた理由は、毎日店員が営業前に水を入れ替えたり、瓶の中に酸素の出る石を入れたりしていたからではないかとエマスは推察した。

 その後、塩分濃度を調整するなど水槽の環境を整えた上で飼育を開始。近所の川でヌマエビを捕獲して食べさせるなどして、子どもの頃から愛してやまない観賞魚の観察を楽しんでいた。

 本動画に対し、コメント欄には「お腹のぷっくり具合が可愛い」「やばいかわいすぎる」といったミドリフグに言及するコメントとともに、「伊勢エビのクレーンゲームあったなぁ」「15年前くらいに死ぬほど流行ってた。マリモとかもあったよね」など生き物のクレーンゲームを振り返る声も相次いでいた。

UFOキャッチャーで景品にもなっていたフグをペットにすると..

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