中田敦彦の妻・福田萌の現在ーー異国で3人の子どもを育てる生活を明かす「移住を決めて良かった」

9月5日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI・剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』シーズン2がスタートした。“ダマってられない女”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。
本稿では、第14回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
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今回密着したのは、4年前に夫・中田敦彦とシンガポールに移住した福田萌。現在、3人の子を育てる福田は、「シンガポールはすごく子育てがしやすい環境」と話す。たとえば、日本だと住み込みのヘルパーを雇えるのは富裕層の特権……というイメージがあるが、女性の社会進出が進んでいるシンガポールではそれが一般的らしく、中田家も3カ月前から住み込みのヘルパーを雇っているのだという。ヘルパーのローズさんとはかなり馬が合うようで、「めちゃくちゃ助かっているし、わたしを肯定してくれる存在」「(ローズさんのおかげで)自分が得意なことを発揮しやすい環境を手に入れることができた」と福田は笑顔で語る。そのほかにも、シンガポールでは母親が子どもを連れて外食をしていると、「抱っこしているから、食べていいよ」と言ってくれる店員がいたり、街全体が子育てに優しい空気に満ち溢れているという。
そんな福田が移住を決めた理由は、夫・中田の「リー・クアンユーが作った街を見てみたい!」という一言だった。最初は戸惑いもあったようだが、「飛行機に乗って降りたら住むところがあるというのは、福岡も一緒だから!」という謎理論で説得されて、気付いたときには移住準備をしていたという。子どもたちの環境が大きく変わることへの不安もあったというが、「東京にいたときは、ママとパパが揃って家にいることはあまりなかったけど、今は家に帰ったら2人がいてくれて嬉しい」という娘からの言葉で払拭された。今は、心から「シンガポールへの移住を決めて良かった」と思っているようだ。
福田と中田の出会いは、2011年。番組での共演を経て、SNSでメッセージのやり取りをしたのがきっかけだった。芸人ということもあり、「真のチャラ男は俺でした! みたいな感じかもしれない……」と最初は警戒心を抱いていたようだが、初デートのときに“お土産”として、同じ種類のボールペン10本と、同じ形のメモ帳を10冊もらったことで「多分、この人モテないんだろうな」と心を許せたという。
YouTube配信や撮影で多忙な中田は、食事をするときくらいしか自室から出てこないので、「引きこもりの男子高生と住んでるみたい」と感じることもあるらしい。また、ひとつの物ごとで頭がいっぱいになると、それ以外のことが目に入らなくなるので、「あなたの生活に、家族はないんですか? 東京に行ったなら、お土産に東京ばな奈くらい買ってきてくれてもいいのに」と怒ったこともあったという。
それ以来、中田は東京に行くたびにさまざまな種類の東京ばな奈をお土産で買ってきてくれるようになった。「そんなに東京ばな奈好きだったの?」と言われ、「そこじゃない!」とツッコミを入れつつも、福田はそんな夫の天然さに愛おしさを感じているようだ。どちらかというとクールな印象が強い中田だが、「萌はいつも変わらないね! 素敵だね!」と福田のことを褒めちぎったり、子どもたちを送り届けるときに「大好きだよ!」とスクールバスに向かって叫んだりと、ラテン系な一面もあるらしい。
周囲からは「振り回されて可哀想」と言われることもあるが、福田自身は「ジェットコースターみたいなのが好きだから」と笑う。自分を花にたとえるなら、“たんぽぽ”だと話す彼女は、「どこに行っても、わたしは咲くんだ!」という生き方が理想なんだという。チェロのレッスンや、中国語の習得、賃貸不動産経営管理士の資格取得に向けた勉強など、子育ての合間に自分を高めることも忘れない。「生まれ変わったら、こうなりたいを生まれ変わるのを待つ前に初めても、人生はまだまだ長い。海外に住んだんだから、なんだってできる!」と話す福田は、まっすぐに前を向いていた。
次週は、松居一代のニューヨーク超セレブ生活に密着。知られざる成功の原点に迫る。
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