履くだけで夢見心地……“リフ活”アイテムで毎日の疲れをリセットしよう

日々の疲れを取るために筆者がしていることといえば、ストレッチ、散歩、少しでも早く寝ることくらいだ。たまにマッサージに行ったり、余裕があれば入浴したりもするが、ごくまれに行う程度。毎日のようにマッサージなんて行けないし、湯に浸かった方がいいのはわかっているが、忙しくてシャワーで手軽に済ましてしまう……。
そんな多忙な現代人にマッチするのがパナソニックが提案する「リフ活」だ。「リフ活」とは自身を整え直して(=リフレッシュ)、本来の自分のパフォーマンス(=輝き)を取り戻す活動で、心と体をメンテナンスすることを指す。
そんな「リフ活」を応援する商品について同社がセミナー形式で紹介。筆者が実際に体験してきた3つのテーマを、使い心地も含めてレポートしていく。
“ここぞ”という日を迎えるために
まず、現在の疲労状況はどのようになっているのだろうか。一般社団法人日本リカバリー協会が行っている疲労状況調査によると、高頻度に疲れていると感じる世代は55.9%と20代がもっとも高く、男女で比較すると、全体的に女性の方が疲れている割合が高いようだ。つまり、現状若い女性が一番疲労を感じているということだ。疲労の内容は、男女ともに肩こりや関節痛、手足の冷え、不眠や不調など。どれも「しんどいけど病院に行くほどではないか……」と思いがちなものが多い。
さらにセミナーに登壇した獨協医科大学 基本医学 基盤教育部門(健康スポーツ科学) 枝伸彦氏によると、体調管理に細心の注意を払っているプロスポーツ選手でも、試合前に体調を崩して思い通りのパフォーマンスを発揮できないことも多いようだ。我々はスポーツ選手ではないものの、テストや受験、大事な会議や仕事など、「ここだけはどうしても……!」という日は意外と多い。そんなときにいままで誤魔化してきた疲労が爆発してしまうと、すべてが台無しになってしまうと語る。
では、日々の体調はどうやって維持したらいいのか。枝氏によると、コンディショニングは、疲れた状態でも簡単にできる、継続しやすくて自分自身でもできる、短時間でできることがポイントだと解説した。だが、そのために日々継続的に時間とお金を捻出するのは難しい。しかも、365日同じスケジュールで生活をしているわけでもない。そんな私たちを手助けしてくれるのが、これから紹介する「リフ活」アイテムたちだ。
知らないうちに強くしてくれる「リフ活」アイテムたち
枝氏は、コンディショニングにおすすめな方法として、ヨガやアロマ、腸活を提案した。たとえば、腸活。こちらは単機能レンジ 『ビストロ NE-FB2D』(オープン価格税込4万5000円前後)で調理した「牛肉と豆の煮込み(トルコ風)」だ。料理には玄米とヨーグルトが使用されているのだが、玄米、大豆、玉ねぎなどの発酵性食物繊維は、免疫機能を向上させる働きがある。
調理方法はとても簡単。下ごしらえをした材料をボウルに入れ、「エスニック強モード」ボタンを押すだけ。材料もすでにカットされてきているものを買えば、包丁もフライパンもいらない。温まったら少し混ぜて一品完成だ。これは『ビストロ NE-FB2D』の高性能センサーによる温め機能の応用だという。
免疫機能を高める食材を使えば、食の面から日々のコンディショニングを整えることができる。そして筆者は「ひとり暮らしなんだから、買って食べた方が早いし楽じゃん」とつい思ってしまうタイプなのだが、調理の面倒な部分をすべて省略し、ここまで料理のハードルをグッと下げてくれると、少し自炊をしてみようかというきっかけにもなる。しかも、単身世帯がよく使っているであろう“単機能レンジ”に、ワンボウルメニューが使えるというのも嬉しいポイントだ。
2つ目のアイテムは、『高周波治療器 コリコランワイド3D』(オープン価格税込5万円前後)。肩こりは日本の“国民病”とも言われており、パナソニック株式会社の清水氏によると、本商品の開発は肩こりが「隠れた社会課題」と危惧したことから始まったと語った。筆者も万年肩こりだが、厄介なのは、仮にマッサージなどに行ったとしても、しばらくするとまたすぐ凝ってしまうということだ。ひどいときは肩が凝りすぎて頭が痛くなることもある。まさに終わりなき戦いだ。
さっそく『高周波治療器 コリコランワイド3D』を実際に装着してみることに。着け心地は、「本当に効いている……?」と不安になってしまうほど“何も感じない”。というのも、本商品は高周波治療器で、無刺激・無臭なのだ。そのため、装着したまま作業ができる。つけっぱなしでも生活に支障をきたさない、というのが魅力のひとつだ。
筆者が驚いたのは、その薄さと軽さだ。これだけ薄かったら、服の下につけていても気にならないだろう。ニットやセーターはもちろん、カーディガンやシャツでも、外から見たらつけていることがバレなさそうだ。
最後に紹介するのは、『エアーマッサージャー はくだけキュッとリフレ』(オープン価格税込5万円前後)。毎日帰ってきたら足がパンパンで、玄関に倒れ込むように帰宅する、という経験はないだろうか。筆者は以前立ち仕事をしていたのだが、家に着いたらもう何もできないというくらい、いつも足に疲労が溜まっていた。だが、仕事は終わっても、“生活”は家に着いてからが始まりだ。掃除洗濯、就寝準備などやらなければいけないことは山のようにある。
こちらも実際に体験させてもらったのだが、足を入れてあとは寝転ぶだけ。気を抜くとうっかり寝落ちしてしまいそうな気持ちよさだった。あと、意外と“揉む力が強い”。本商品は足の太さをAIで検知しているようで、ユーザーの足の太さに合わせて加圧の加減を調整しているようだ。なので、足の太さが違う家族や友人ともシェアをすることができる。

使用後に立つと、少し体がふわっとしたような軽やかさがあった。帰宅してまず足を軽くしてもらってから、家事を始めてもよし。すべてが終わって寝落ちに使ってもよし。ちょっとしたご褒美感覚で使うことができる。
そして女性は冷え性の人も多いだろう。とくに冬場は血行が悪くなり、何枚も靴下を重ね履きする人もいる。そうした冷え対策にも、本商品は活躍するのではないだろうか。

以上が、今回パナソニックから提案された「リフ活」とアイテム3種類となる。どれも共通して言えるのは、使う人の手を煩わせない手軽さがあるということだ。コンディショニングのポイントは、疲れた状態でも簡単にできること。リフレッシュをするために疲れてしまったら、本末転倒。気楽に継続できるお助けアイテムを生活に取り入れることで、知らず知らずのうちに一歩健康に近づいているかもしれない。


































