中年編集者の救世主がやってきた? 「目・肩・腰」に効くガジェットを試してみたらタイパ・コスパ・スペパ的にも良かった話

「目・肩・腰」に効くガジェット

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。第66回は、最近は徹夜しようにも自動的にスイッチ・オフモードになる小川がお届け。

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 20代の頃に当時の先輩編集者から「40代になると身体がついてこなくなるぞ」と言われ、笑っていたのも遥か昔。デスク仕事ですら夕方になれば目もしょぼしょぼ、肩こりや腰のハリに悩まされる。40歳=初老という意味を身体をもって体験する日々。かといって、マッサージに行く金も時間もなし。職場で目・肩・腰をケアしてくれるガジェットがないものか.......と探していてふと見つけたのが、『3Dマッサージシートflatty』と『3Dアイマジック』というドクターエアの2つのアイテム。こりゃ丁度いい!と早速、レビュー用に取り寄せてみた。

仕事の合間、椅子に座ったままマッサージも可能に

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 まず『3Dマッサージシートflatty』だが、このアイテムは「寝て」「座って」「寄りかかって」と3通りで使えるマッサージアイテム。今回は椅子で2通り試してみたが、使い方は簡単で自分の椅子にセットし背面をマジックテープで止めたら、付属のACコードから電源をとるだけ。1分とかからずセッティングが完了する。なお、シートは上下反転も可能で、これにより上部強化か下部強化をアナログながらも自分で選べる仕様だ。

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 コンパクトなリモコンも付属しており「もみ玉」の部位設定や、上限下限設定なども意外と細かく設定可能。「部位」ボタンを押すと上部→下部→全身→また上部(※シートを反転すると逆になる)となり、「部分」ボタンを押すと約10cm幅でもみ玉移動が可能に。

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 さっそくセッティングした椅子に座り、ハリがある腰回りをやってみたが違和感が少し柔らいだ感じ。続いて日々のPC作業で疲れた肩を集中的にせめてみる。......あっ、これはマジで良い。筆者的には想定以上に強力なもみ玉でゴリゴリに筋張った肩が揉みほぐされる。2〜3分やってみると血行が良くなったのかジンワリと温かくなってきた。ここからは肩だけのマッサージタイム。10分も経つと肩がスッキリと。

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  使ってみてリモコンに好みの部位の登録やもみ玉の強弱ができないなどの、「ここを改良して欲しい」などのリクエストもでたが、それを差っ引いても何よりも作業している椅子でそのままマッサージできるのがメリット。また、横にいた部員から意外と音が聞こえなかったとの感想。リモートワークの自宅だけでなく職場によってはそのまま使うのもアリだろう。

好みの音楽をかけて気分転換用アイテムとしても良し

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 肩と腰の次は「目」のケアアイテム『3Dアイマジック』を試してみる。こちらはアイマスクのような形状で頭のサイズに合わせてバンド調整したら装着するだけだ。レビューしたのは夕方時で、目がしょぼしょぼ、霞むなどのすっかり「老眼」の症状がでる筆者がもう限界.......という頃合い。

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 さっそく、電源ボタンを押すと自動的にエア加圧・振動・温感&ヒーリングミュージックが流れる。エアポンプが目の周囲を段階的に圧してから、一気に解放される仕組みで目のまわりをケアしてくれる仕組みとなっている。ほのかに温かく、段階的にぐっと圧してからスーッとエアーが抜けるのが心地良い。数分試してみたが、単純に目を瞑るだけより遥かにすっきりしたのが実感できた。

 同時に流れるヒーリングミュージックは鳥の囀りだったがBluetoothでスマホと接続したら好みの音楽も聞けるので気分転換アイテムとしても◯。ちなみに職場やカフェなどで使うと少し違和感あるかもだが、筆者が所属するテック部だと、VRゴーグルを付けて製品レビューをしている部員もいるので違和感もなしであった。

自宅や職場での即興マッサージ&リフレッシュとしては救世主に?

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 今回、この2つのアイテムを試してみたが多少の椅子カスタマイズがOKで、その場で簡易的な休憩が許される職場環境や、リモートワーク時なら活用できるアイテムだと感じた。勿論、マッサージやエステに行ったり、本格的なマッサージチェアなどと比較はできないし個人差もあるが、移動時間やセッティング時間はほぼないので「タイパ」は良いし、金額的にもそこまで高くないので「コスパ」も良い、また何より最近注目されている「スペパ」(※スペースパフォーマンス=省スペースで使える)的にもアリ。今後はちょっとした時間や空間の隙間に「マッサージ」なガジェットを追求してみたいと思った次第だ。

◯参考情報

https://www.dr-air.com/

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