マネーキャッチャーの正体に山本舞香も驚愕「人間怖い!」『ラブキャッチャージャパン2』最終話

愛とお金の究極の選択を迫られる恋愛エンターテインメントショー『ラブキャッチャージャパン2』が、ついに開幕。参加者の男女10人は、真実の愛を見つける「ラブキャッチャー」か、多額の賞金を狙う「マネーキャッチャー」のいずれかを選択し、騙し合いと恋愛が交錯する心理戦を繰り広げる。
シーズン2では「マネーキャッチャー」の賞金が前シーズンを大幅に超える1000万円を山分けできるという新たなルールが加わり、より激しい駆け引きが展開されることになった。
「ラブキャッチャー」は「マネーキャッチャー」に騙されずに真実の愛を見つけられるか、「マネーキャッチャー」は偽のカップル成立で巨額の賞金を手にできるか。参加者たちの恋の行方、人間性、内面の葛藤、そして最後まで誰も予想ができない結末に注目が集まる。
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今回は、衝撃の結末を迎えた『ラブキャッチャージャパン2』最終話を振り返っていこう。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
最後の告白を前に、参加者たちには「正体を変更できる」という選択肢が与えられた。ラブキャッチャーからマネーキャッチャーへ、あるいはその逆へ。この旅を通して見つけた答えを、改めて確認する時間が訪れる。
さくら(新木さくら)は、いぶき(萬伊吹)からの想いに対して「伝えてくれれば伝えてくれるほどプレッシャー」と正直な気持ちを吐露していた。そんなさくらに、かいり(清水海李)は「マネーに変える選択肢はないの?」と問いかける。自分に好意を寄せてくれている人がいる参加者なら、賞金を手に入れるために相手の気持ちを利用することも十分考えられる。
ためくに(為国辰弥)は、サリオ(岡田サリオ)をマネーキャッチャーだと思っている様子だ。感謝の気持ちでラブキャッチャーとしてカップルが成立し、サリオに賞金を渡すことも考えているという。しかし、うらら(長谷川麗)が「(サリオが)1000万一人勝ちになっちゃうよ」と不思議な発言をするシーンもあり、スタジオの盛山晋太郎(見取り図)も「ラブだったらこんなこと言わないんじゃない?」と首を傾げる。
一方のまさお(小泉政男)は、うららが信じられず「えみりの方が信じられる」と2ショットルームで本音を明かす。前回うららとえみり(ホルトえみり)に揺れる態度が修羅場を招いたまさおだが、現在彼はラブキャッチャー。うららを疑うのも無理はない。
確定のカップルが1組もいない異例の状況で、いよいよコインセレモニーが始まった。コインの入った箱を気になる異性に渡し、両思いの人のみが箱を開けることができる。先に女性が箱を渡し、男性は後から箱を渡すというルールだ。
まずはえみりが、まさおのもとへ。この旅でまさおに出会えたこと、心を開けたことへの感謝を伝える。純粋な想いが込められているように見えるその言葉だが、彼女がマネーキャッチャーとして動いてきたことを視聴者は知っている。これまで見事なテクニックを見せてきたえみりに、スタジオからも賞賛の声が上がっていた。
サリオは、お揃いのブレスレットをつけて、ためくにのもとへ。「1番辛かった5日目の夜に気づいてくれたことに感謝しています」。たつやが脱落した悲しみの中で寄り添ってくれた、ためくにへの感謝の気持ちが、サリオの選択を後押ししたのだろう。
さくらが箱を手に歩み寄った先は、いぶきだった。「出会えてよかった」と笑顔で感謝を伝えるさくら。まっすぐに想いを伝え続けてきたいぶきにとって、これ以上ない言葉だったのではないだろうか。
そして、スタジオも視聴者も最も気になっていたであろう、うららの選択。彼女が箱を渡しに向かったのは、かいりではなく、まさおだった。何度も大嫌いだと思ったこと。どんどん素敵になっていくかいりを見ても、まさおのことを思い出してしまうこと。寂しい時や苦しい時に、自分が守ってあげたいと思ったこと。ここまで自分の気持ちを正直に語る姿に、胸を打たれた視聴者も多かったのではないだろうか。揺れ続けた心が最後に選んだのは、まさおだった。
女性陣の選択が終わり、次は男性陣の番だ。まさおはえみりに向かうのか、それともうららに向かうのか。スタジオは固唾を呑んで見守った。
ためくには、サリオに渡すのかと思いきや、すれ違いざまに「ありがとう」と伝え、さくらのもとへ向かった。この旅を過ごす中で、1番楽しかった時を一緒に過ごした人に渡したいという理由だった。
そして、いぶきもさくらのもとへ。8日間ブレずにさくらのことを思い続け、前髪まで変えてきた彼の想いは、報われるのか。この8日間が本当に楽しく幸せだったこと、「この気持ちは紛れもない真実」だと伝え、2人は箱を開ける。せーので開けた箱の中身。そこに入っていたのは……。
いぶきが、マネーキャッチャーだった。
思わず鳥肌が立つほどの衝撃の展開にスタジオは呆然。「人間怖い!」と山本舞香がコメントしていたが、これこそがこの番組の面白さであり、恐ろしさでもある。前日の質問リレーのタイミングで、いぶきがマネーキャッチャーだと誰か一人でも見抜いていれば、また結果は変わったのかもしれない。さくら目線で見れば切ないラストだが、いぶきのあまりの演技力には脱帽するしかない。
そしていよいよ、うららのもとへ、かいりが箱を持ってやってきた。うららがまさおを選んだことを受け止めた上で、納得する形の選択ができればいいと思っていたこと。悲しいけれどうららと出会えたことがこの旅の中で1番良かったこと。そう伝えるかいりの言葉は、どこまでも誠実だ。「うららは笑顔が1番だから、最後くらい笑顔で。応援してる」。振られた相手にここまで優しくなれるだろうか。
そして、まさおはえみりのもとに止まらず、うららのもとへ。8日間たくさん泣かせてしまったことを謝り、「人を信じるのはすごく怖いけど、うららちゃんを信じてみたいと思いました」と想いを告げる。
箱を開ける2人。うららは、ラブキャッチャーだった。見事カップル成立となり、2人のキスで番組は幕を閉じた。
あまりの壮絶な結果に、「(予想が)全部間違ったね」とスタジオの木村昴も驚きを隠せない。うららとまさおのカップル成立も衝撃的だが、まさかいぶきが1000万円を総取りするという展開を、一体誰が予想できただろうか。
番組の最後には、参加者全員の正体が発表された。当初発表された、“3人のマネーキャッチャー”の残る一人はサリオ。しかし彼女は正体変更を経て、最後はラブキャッチャーになったことも明かされた。しかしそうなると、うららが最初からラブキャッチャーとしてまさおとかいりに向き合っていたことになる。それもまた、意外な事実だった。
シーズン1よりさらにパワーアップし、衝撃の展開で終わったシーズン2。視聴者とスタジオの予想を裏切り続けた8日間は、最後の最後まで目が離せない展開だった。愛と金を巡る究極の心理戦を繰り広げてくれた参加者たちに、拍手を送りたい。
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