カードゲームショップはいまや“宝石店”? 「5億円でも手放さない」遊戯王レアカードにトモハッピーも衝撃

 9月8日に、トモハッピーこと齋藤友晴が自身のYouTubeチャンネルを更新。7月に新規オープンしたカードショップを訪れ、高額商品について紹介を行った。

 トモハッピーは『マジック・ザ・ギャザリング』の元プロプレイヤーで、カードゲームの専門店「晴れる屋」の創業者。投資家としてYouTubeのリアリティ番組「令和の虎」にも出演している。自身のチャンネルではカードショップの経営に関するコンテンツや対決の様子などを投稿しており、2025年9月時点で登録者は16.6万人だ。

 今回の動画では、秋葉原に新しくできた「VALUABLE CARD TOKYO」というカードショップを訪問。ビルの階段を上がって2階の店内に入ると、黒い天井やオレンジ色の照明などでお洒落な雰囲気を感じる内装になっていた。7月にオープンした店舗だが、ショーケースには商品がずらりと並んでおり、クソゲーコーナーまで存在する。

 早速商品を見てまわると、ポケモンカードのなかには59万8千円の「がんばリーリエ」や「ゴッホピカチュウ」など、希少性の高いものが並んでいた。その品揃えの豊富さに「気合いを感じるよね」とトモハッピーもテンションが上がっている。

 その後は、遊戯王の商品が展示されている4階へ。「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍」など、初期の貴重な商品が置かれており、なかには138万円の価格が付けられた「女剣士カナン」というカードもある。

 すでに驚きを隠せない様子のトモハッピーだが、さらに希少性の高い遊戯王カードが登場。それが「音響兵器ローレライ」というカードで、2008年に開催された大会でベスト4までの挑戦者たちに配られたものだという。唯一クリスタルに入れられており、販売価格は1,780万円だ。

 後半では、「音響兵器ローレライ」を上回る高額カードも紹介。それは1999年8月26日に開催された大会の景品で「青眼の究極竜」「メテオ・ブラック・ドラゴン」「ファイヤー・ウイング・ペガサス」の3つが揃ったもの。特に「青眼の究極竜」は、ゲーム部門とカード部門の1位の景品として2枚しか配られていないものらしく、希少性がかなり高い。トモハッピーはまさかの品揃えに「なんであるの?」と驚いていた。

 あくまでも展示品であるため、詳しい価格は設定されていないようだが「メテオ・ブラック・ドラゴン」は他の店舗で3,980万円で取引されたことがあったという。「青眼の究極竜」については、所有者であるオーナーが「5億円でも手放さない」と話しているとのこと。

 説明を聞いたトモハッピーは「そんなするんですか!?」と目を見開いていた。また、動画の最後には「圧倒的な感じでした。いきなりもう、秋葉原トップ10みたいな勢力図に入り込んでいくような可能性が高いお店さんに感じました」とショップの感想を話している。

 コメント欄では「なんかカードショップを見てるというより 画廊や宝石店、高級時計店なんかを見てる感じになりました こんな凄い店あるんだなあ」「流石にこのレベルの値段はカードというよりも投資対象としての価値ではあるんだろうけどロマンあるなあ」などの反応が寄せられていた。

 今回、新規カードショップで遊戯王を中心に希少なカードを紹介したトモハッピー。高額な商品が多数並べられていたが、高級車や住宅を買えるようなものまで展示されていることに驚く視聴者が多くいたようだ。簡単には手が出せない価格だが、過去にプレイしていた人やカードが好きな人にとっては、見ているだけでもワクワクする内容になっていた。トモハッピーの新規カードショップ訪問は、人気企画として定期的に配信されている。別の店舗でさらに貴重なカードが掘り出されることもあるはずなので、これからの動画もチェックしていきたい。

【驚愕】5億円のカード発見!? 7月にOPENした「VALUABLE CARD TOKYO」がヤバすぎた...【カード屋探訪】

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